
近年、リモートワークやマルチデバイス環境の普及に伴い、デスク周りの接続環境を整理し、効率化するアクセサリーの需要が高まっている。
そんな中、「MWC 2025」 にあわせてBelkinが発表した 「11-in-1 Pro GaN Dock」 は、スリムなデザインながらも豊富な拡張性を誇る、プロフェッショナル向けのドッキングステーションだ。
11個の拡張ポートを備えたスリムなドッキングステーションがBelkinから発売

「11-in-1 Pro GaN Dock」 の最大の特徴は、コンパクトな筐体ながらも合計最大146W出力に対応したUSB Type-Cポート、そして合計11個の拡張ポートを搭載しており、幅広いデバイスとの接続を実現している点だ。
搭載しているポートは、USB Type-Cが4口、USB Type-Aが1口、HDMI 2.0が2口、SD/microSDカードスロットがそれぞれ1口ずつ、そしてギガビットイーサネットが1口の合計11個。各ポートの仕様は以下のとおり。
カテゴリー | 詳細 |
---|---|
USBポート | USB-A x1 (10Gbps / 7.5W) USB-C 3.2 x1 (10Gbps / 7.5W) USB-C 3.2 x1 (5Gbps / 20W) USB-C PD 3.0 x1 (96W) USB-C DP-Alt x1 (8K@30Hz / 4K@120Hz, 10Gbps 15W) |
その他のポート | HDMI 2.0 x2 (4K@60Hz) 3.5mmオーディオ入出力 x1 SD 3.0 x1 MicroSD 3.0 x1 ギガビットイーサネット x1 AC入力 x1 |
サイズ | 幅5.425cm × 長さ9.1cm × 高さ13.2cm |
重量 | 885g |
ケーブル長 | 電源コード:2m USB-C to USB-Cケーブル:1m |
ホストデバイスとはUSB-Cケーブル1本で接続可能。HDMIあるいはDP-Altに対応したUSB Type-Cポートを利用することで単体で8K/30Hz、最大で3台のディスプレイに画面出力することが可能だ。

対応プラットフォームは、Windows、macOSなど。米国における販売価格は200ドルを想定。なお日本展開は未定となっている。
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(画像:Belkin)