現地時間8月20日、Apple傘下のオーディオブランド 「Beats by Dr. Dre」 は、同社のワイヤレスヘッドホン 「Beats Studio Pro」 にオーディオ共有機能を追加した。本日配信された最新のファームウェアアップデート (ビルドナンバー:2C301) を適用することで利用できるようになる。米Apple系メディア9to5Macが伝えた。
「オーディオ共有」 機能は、iPhoneやiPadなどの音声をふたつのオーディオ製品で再生する機能。一台のデバイスで再生されたコンテンツをふたりで視聴したいときに便利な機能だ。
同機能はこれまでAirPodsやAirPods Pro、AirPods Max、Beats Fit Pro、Powerbeats Proなどの一部製品でのみ利用できなかったが、これに 「Beats Studio Pro」 が追加されるかたち。
「オーディオ共有」 に対応するデバイスは、iPhoneは 「iPhone 8」 以降、iPadは 「iPad Pro 10.5/11/12.9インチ (第2世代)」 「iPad Air (第3世代)」 「iPad (第5世代)」 「iPad mini (第5世代)」以降、iPod touchは 「iPod touch (第7世代)」 で利用できる。
対応するオーディオ製品は、AirPodsは 「AirPods (第1世代)」 「AirPods Pro (第1世代)」 以降、AirPods Max、BeatsX、Beats Flex、Powerbeats、Powerbeats Pro、Powerbeats3 Wireless、Beats Solo Buds、Beats Fit Pro、Beats Solo3 Wireless、Beats Solo Pro、Beats Studio Pro。
Beats製品のファームウェアは、iPhoneやiPadとつなぐだけで自動的にアップデートされる仕組みで、ユーザーが自らアップデートの操作をする必要はない。現在のバージョンは[設定]アプリ>[一般]>[情報]>[XXX’s 製品名]に進むことで確認できる。ここに最新バージョン (2C301) の数字が書かれていたら、アップデートが完了していることになる。
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