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バルミューダ、扇風機の技術を応用して 「小型風力発電機」 を実用化へ。23年秋より実証実験

バルミューダ (BALMUDA) は、小型風力発電機の実用化に向けて、2023年秋より実証実験を開始する。

バルミューダは、今後の新たな成長に向けた取り組みとして、新たな製品・事業の可能性を検討している。そのなかのひとつとして、小型・高効率の風力発電を実現することで、再生可能エネルギーの利用可能性を最大化するための研究開発に取り組んでおり、独自の発電用タービンの開発を進めている。

バルミューダが取り組んでいる小型風力発電機は、同社が2010年に発売したDCモーター扇風機 「GreenFan」 を原点とする、独自の二重構造の 「モダン・マルチブレードタービン」 を使用したもの。実験では、直径1メートル以下の小型サイズ、低い回転速度と静音性、これらを保った状態で優れたエネルギー変換効率を確認できているという。

同技術を、実際の使用環境である屋外において性能をチェックするため、2023年秋より実証実験を開始する。世界風力エネルギー学会副会長の荒川忠一氏 (東京大学名誉教授) をシニアアドバイザーに迎え、足利大学の飯野研究室 (工学部創生工学科機械分野) との共同研究も予定しているとのこと。

(画像提供:バルミューダ)

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