2月25日、KDDI (au) は今春から提供開始予定の新料金プラン 「povo」 について、提供開始日を3月23日に決定したことを発表した。
また、同料金プランは当初 「家族割プラス」 の対象外とされていたが、早期に申し込んだユーザー向けに特典として 「家族割プラス」 のカウント対象になるよう変更するとのこと。具体的には2021年夏までにpovoを申し込んだユーザーを対象とする。
「povo」 提供は3月23日から、2021年夏までは 「家族割プラス」 カウント対象に
「家族割プラス」 は、同じ 「家族割プラス」 グループに加入している家族の人数に応じて利用料金を割引する制度。povoを契約するユーザーは家族割プラスの割引が適用されないため利用料金自体は安くならないが、家族割プラス適用回線のカウントに含まれることで、povo以外のau回線を持つユーザーの利用料金が安くなる。
povoは、政府からの携帯電話料金引き下げ要請を受けて誕生したオンライン専用プラン低価格料金プラン。NTTドコモのahamo、ソフトバンクのLINEMOに相当するもので、月額2,480円で月20GBのデータ通信が利用できる (20GB超過後でも最大1Mbpsの通信速度になる) 。
特徴
- 20GBが月額2,480円で利用可能 (20GB超過後でも最大1Mbpsの通信速度)
- 24時間データ通信が使い放題となる 「データ使い放題 24時間」 を月に何度でも利用可能 (200円/24時間)
- オンラインに特化したシンプルな手続きを実現 (eSIMにも対応予定)
- 高速、大容量の5Gネットワーク (2021年夏予定)、人口カバー率99%超の4G LTEネットワークで快適なデータ通信が可能
月額料金 | 2,480円 |
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月間データ容量 | 20GB (超過時も最大1Mbpsで利用可能) |
通話料金 | 20円/30秒 ※衛星船舶電話など、料金が異なる通話先あり |
データ使い放題 24時間 | 200円/24時間 |
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データ追加 1GB | 500円/1GB |
5分以内通話かけ放題 | 500円/月 |
通話かけ放題 | 1,500円/月 |
月20GBのデータ容量のほかに、”追加トッピング” と呼ばれる実質的オプションを追加することでユーザーの使いやすいようにカスタマイズが可能。
たとえば24時間データ通信が使い放題になる 「データ使い放題 24時間(200円)」 を利用すればオンライン授業や会議など大容量のデータ通信が必要になったときでも安心して利用できる。
通話料は20円/30秒だが、月額500円で5分間までの国内通話が無料で利用できる 「5分以内通話かけ放題」 や、1,500円で通話し放題の 「通話かけ放題」 を付与することが可能だ (一部対象外の通話あり)。
「povo」 は4G LTE・5Gの両方のネットワークを利用できる。毎月のデータ容量20GBを超過したあとでも最大1Mbpsで通信が可能。eSIMにも対応するがキャリアメールには対応しない。
冒頭にもあったように、提供開始日は2021年3月23日(火)を予定。申込受付はホームページにて行う。現在は 「povo先行エントリーキャンペーン」 が開催中だ。
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