au、｢副回線サービス｣ 3月29日より提供。一時的にソフトバンクの回線に切り替えて通信できるサービス

KDDIと沖縄セルラーは3月27日、｢副回線サービス｣ を同月29日より提供開始すると発表した。

｢副回線サービス｣ は、au／UQ mobileの回線を契約するユーザーが、一時的にソフトバンクの回線に切り替えて通信できるサービス。au／UQ mobileの回線で通信障害が発生したときや、災害時に繋がりにくい状態になったときなどに有用だ。

KDDIとソフトバンクは、通信障害や災害で不通となった通信の復旧までの代替手段の確保も課題として捉えており、今般両社で協力することで本サービスを提供する運びとなったという。

本サービスはオプションとして提供されるため、他社で別途回線を申し込む必要はない。申し込み後、副回線用のSIM (eSIM／SIMカード) が発行され、新たな電話番号を利用できる。

対象機種は物理SIMスロットに加えてeSIMを備えた機種、あるいはeSIMを2つ以上保有する機種。

料金は、個人向けが月額429円(税込)で、国内通話は30秒につき22円。国内SMSは送信1通につき3.3円(全角70文字まで)、受信は無料。データ容量は月500MB。通信速度は、送受信最大300kbps。

法人向けは月額550円(税込)で、国内通話は30秒につき22円。国内SMSは送信1通につき3.3円(全角70文字まで)、受信は無料。データ容量は月1GBで、通信速度は送受信最大1Mbps。

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