KDDIおよび沖縄セルラーは、4月13日より 「5G SA」 サービスの提供を一般ユーザー向けに開始すると発表した。
auが 「5G SA」 サービスを一般ユーザー向けにも提供開始
「5G SA」 は、これまでの4G用のコア設備を利用して提供する5G NSA (ノンスタンドアローン) 方式とは異なり、コア設備や基地局などすべてを5G技術および5G専用設備で構成し提供するモバイルサービスで、”真の5G” とも言われたりする。
同方式を利用することで高速・低遅延通信が利用できるほか、将来的にはネットワークを仮想的に切り分け、各サービスごとに適した形で通信する 「ネットワークスライシング」 にも対応する予定。これまでは2022年2月から法人向けに提供が開始されていたが、ついに一般ユーザー向けにも提供がスタートするかたち。
まずは一部エリアにて提供を開始する予定で、利用できるエリアは今後拡大予定。既存の料金プランで追加費用なしで利用することができるが、サービスへの加入申し込みが必要になる。
また、今後任意加入の有料サービスとして提供する場合があり、有料サービスとして提供する場合については、サービス未加入のユーザーは5G SAを利用できなくなる可能性があるという。さらに、5G SAに対応したSIMカードも必要になる。
▼ 5G SA対応デバイス
- Galaxy S23
- Galaxy S23
- Galaxy S22
- Galaxy S22 Ultra
- Galaxy Z Fold 4
- Galaxy Z Flip 4
- Xperia 1 IV
- Xperia 5 IV
対応デバイスは、Galaxy S22シリーズや、Galaxy S23シリーズ、Galaxy Z Fold 4、Galaxy Z Flip 4、Xperia 1 IV、Xperia 5 IV。これらの機種は今後配信されるソフトウェアアップデートで対応する予定。
なお、国内キャリアではソフトバンクが2021年10月より5G SAのサービスを展開しており、2022年8月にはNTTドコモがすでに提供を開始している。
関連記事
・Galaxy S23 Ultraがドコモ/auから4月20日発売、本日から予約開始。1TBモデルついに登場、お得なWストレージキャンペーンも
・au、「副回線サービス」 3月29日より提供。一時的にソフトバンクの回線に切り替えて通信できるサービス
(画像:KDDI)