
NTTドコモとソフトバンクは、シャープの新型フラッグシップスマートフォン「AQUOS R10」の販売価格を発表した。
発売はどちらも7月10日を予定している。
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ライカ監修カメラとPro IGZO OLEDを搭載した「AQUOS R10」
AQUOS R10は、2024年に発売されたAQUOS R9の後継モデルで、視聴体験をさらに強化したハイエンドスマートフォンだ。
ディスプレイにはピーク輝度3,000ニトのPro IGZO OLEDを採用し、1~240Hzの可変リフレッシュレートに対応する。直射日光下でも高い視認性を保ちながら、ゲームなどの高速表示にも滑らかに対応できる。「バーチャルHDR」機能により、HDR非対応の動画も鮮やかに補正可能で、目への負担も軽減する設計だ。
音響面では、上下に大型スピーカーBOXを備え、上部スピーカーはフルメタル構造を採用。Dolby Atmosに対応し、没入感のある立体音響を実現している。さらに、新しい音響技術により音量に応じて周波数特性を自動補正し、小音量でも高域・低域がはっきりと聴き取れる。また、イヤホン使用時には「8Way Audio」で空間オーディオを体感できる。
カメラはライカ監修で、標準と超広角のデュアル構成を採用。標準カメラには1/1.55インチの新型センサーを搭載し、暗所でもノイズを抑えた美しい写真が撮れる。14chスペクトルセンサーによって正確な色再現が可能で、AIによる高度な画像合成処理により、ズームや夜景でもディテールを保ったまま撮影できる。動画撮影時にはDolby Visionに対応し、オートフォーカスも進化している。
生成AIを活用した通話支援機能も大きな特徴のひとつだ。通話中にAIがキーワードを抽出してメモを作成し、終了後にはリスト形式で表示。日時情報を含む内容であれば、AIがカレンダーへの登録を提案する。これにより、重要な情報の記録や予定管理がスムーズに行える。
内部にはSnapdragon 7+ Gen 3と12GBのRAMを搭載し、銅ブロックを用いた新たな放熱構造によって高負荷時のパフォーマンス低下を防ぐ。デザインはmiyake designが監修し、自由曲線を取り入れた上質な仕上がり。カラーはトレンチベージュ、カシミヤホワイト、チャコールブラックの3色を用意し、防水・防塵・耐衝撃性能も備えている。
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