
IoTスマートホームデバイスブランドのAqaraは、Matter対応デバイスと既存の赤外線家電を一括管理できる多機能ハブ「スマートリモコン M200 ハブ」を2025年11月19日(水)に発売する。
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Matterと赤外線家電を1台で統合する「スマートリモコン M200」11月19日発売
「スマートリモコン M200 ハブ」は、Matter対応デバイスや従来の赤外線家電、Aqara独自のZigbee機器を1台でまとめて管理できるスマートホームハブだ。Zigbee接続、Matterコントローラー、Threadボーダールーター、赤外線リモコン機能を備え、安定性と拡張性、汎用性を両立した製品だ。
50種類以上のMatter対応デバイスをAqara Homeアプリから直接接続・管理可能で、ほぼすべてのMatterエコシステムデバイスをシームレスに管理・操作できる。

また、AqaraのZigbeeデバイスを他社Matterプラットフォーム(Apple Home、Google Home、Alexa、Home Assistantなど)で操作可能にするMatterブリッジとしても機能する。非Matter対応デバイスでも、独自機能をサードパーティのプラットフォームで利用できるのも特徴だ。
さらに、低消費電力で安定したメッシュネットワークを構築するThreadボーダールーター機能を搭載。広い住宅や複雑な間取りでも接続の安定性を確保できる。

赤外線リモコン機能も充実している。360°赤外線ブラスターにより複数の家電を操作でき、学習機能で未登録の家電も認識可能。操作状態はアプリ上で同期され、物理リモコンで操作しても状態が正確に反映される。
Aqaraセンサーと組み合わせれば、Matter対応の自動温度管理付きスマート機器としても利用できる。内蔵スピーカーも備え、ドアベル通知やセキュリティアラート、アラーム、カスタム音声メッセージなど、幅広い用途に対応する。

M200ハブは有線・無線の両方に対応するほか、PoE(Power over Ethernet)ポートを備え、LANケーブル1本で電力とデータを同時に伝送可能だ。Wi-Fi接続では2.4GHz/5GHzデュアルバンドとWPA3セキュリティに対応し、安定かつ安全な接続を実現する。
ローカルハブとして動作するため、多くのオートメーションはクラウドに依存せず、ネットワークが切断されても自動化は継続される。
オートメーションデータはハブ内にローカル保存されるため、プライバシーも保護される。さらに、新バージョンのAqara Home自動化エンジンにより、WHEN-IF-THEN条件の直感的設定だけで、スクリプトやデバッグなしに自宅の完全自動化が可能だ。
Aqara「スマートリモコン M200 ハブ」は、Matter対応デバイスと従来の赤外線家電、独自Zigbee製品を統合できる「翻訳機兼司令塔」のような存在だ。規格の違いを気にせず、オープンで快適なスマートライフを構築したいユーザーに向けた、時代を見据えた一台と言える。価格は9,480円(税込)で、Amazonで先行発売したあと、全国展開を順次予定している。
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(画像:Aqara)

