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Apple、アプリのサブスクリプション課金に 「条件付き価格設定」 を導入へ。複数のサブスクを割引価格で契約可能に

米Appleは米国時間12月15日、アプリ開発者向けに、アプリ内のサブスクリプション課金の新たなオプションとして、「条件付き価格設定」 を提供すると発表した。

この 「条件付き価格設定」とは、ユーザーが異なる定期購読にアクティブに加入している場合に限り、割引された定期購読価格を提供することができるというもの。

例えば、Ocean Journalのサブスクリプションを契約していた場合、Mountain Climberのサブスクリプションを追加契約する際に、通常の通常5.99ドル/月ではなく、割引価格の4.99ドル/月で契約できる。この割引価格はOcean Journalを契約し続けている限りは適用される。

この 「条件付き価格設定」 は、単一のデベロッパーから提供されるアプリケーションだけに完結せず、2つの異なる開発者のアプリケーションのサブスクリプション購読にも適用できるという。これにより、新たな購入者を惹きつけることができるチャンスを獲得できると、Appleは説明する。

ユーザーは、この仕組みを提供するアプリ内やApp Storeの一部表示内などで発見し、契約することができるという。

なお、この仕組みは現在パイロットテストが実施されている段階で、1月により詳しい情報が提供される予定。もし詳細が判明した際に通知が欲しいようなら、こちらからサインアップすることで受け取ることができるとのことだ。

Announcing contingent pricing for subscriptions – Latest News – Apple Developer

Apple announces new ‘contingent pricing’ feature for App Store subscriptions – 9to5Mac

(画像:Apple)