Appleのアプリ市場「App Store」が7月10日で10周年を迎えた。この10周年を記念して、アプリ市場データを提供するApp AnnieとSensor Towerが、同ストアの10周年の歴史を振り返るレポートを公開している。
まずは、App Annieが公開したレポートから。こちらのレポートではApp Storeの10年間の「ダウンロード数・消費支出ランキング」が発表されている。
ランキングはゲームアプリと非ゲームアプリに分かれており、ゲームアプリのダウンロード数1位は「Candy Crush Saga」が、消費支出ランキング1位は「Clash of Clans」となった。
また、ランキングの中でも特に注目したいのは、ローンチからまだ2年しか経っていない「ポケモンGO」が消費支出ランキングの10位にランクインしていること。全期間のランキングの中に食い込んでいくあたり、ポケモンGOがいかに人気かを改めて確認することができる。
そして、非ゲームアプリのダウンロード数ランキングでは1位と2位に「Facebook」「Facebook Messenger」がランクイン。消費支出ランキングではNetflixが1位に輝いた。
App Annieでは2010年以降の1年毎のトレンドも発表されているので、気になる方はこちらからレポート全文をチェックしていただければと思う。
次に、Sensor Towerが公開したレポートへ。こちらのレポートでは、過去10年間にアプリランキング1位を獲得した期間がランキング形式で発表されている。
無料アプリと有料アプリの2部門が用意されているのだが、無料アプリでは「WhatsApp」が1,783日もの期間、1位を獲得し続けたという。有料アプリでは「マインクラフト」が1,645日間1位の座を獲得し続けている。
さらに、無料アプリランキングではまたしても2位と3位に「Facebook」と「Facebook Messenger」の2つがランクイン。やはりFacebookサービスの強さは明白のようだ。
Sensor Towerのレポートはこちらから確認可能。こちらもApp Annie同様、全文が気になる方はリンク先を確認していただければと思う。
もしまだダウンロードしたことがない、もしくは存在は知っているが使ったことがないアプリがあったら、ぜひ一度インストールしてみてはどうだろうか。新しい発見に気づくかもしれない。
[ via MacRumors ]