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Apple Watch、血中の酸素飽和度が測定可能に?ECG機能も性能向上か

Apple Watchには将来的に睡眠追跡機能が追加されると噂されているが、さらにAppleは2つの新機能をApple Watchに搭載しようと計画しているのかもしれない。

9to5Macによると、「iOS 14」 のコードスニペットから、Apple Watchの新機能に関する情報が見つかったとのこと。以下、詳細をお伝えする。

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Apple Watchで血中の酸素飽和度が測定可能に

9to5Macによれば、AppleはApple Watch向けに2つの新機能を用意している可能性があるという。一つ目は血中の酸素飽和度を測ることができる機能、そして二つ目は現在搭載されているECG機能の性能の向上だ。

まずは血中の酸素飽和度の測定機能。これは装着者の血液の中に流れる酸素の量がどれくらいかを測定するもの。酸素飽和度は96〜99%程度が正常とされているが、もし80%を下回るようであれば身体のどこかに問題がある可能性が出てくる。そのまま放置すると心臓や脳の損傷につながる可能性があり危険だ。

将来のApple Watchは、血中の酸素飽和度をモニタリングすることで身体の異変に気付くことができるようになるかもしれない。もし酸素飽和度が規定値を下回ったら、通知が表示されるといった機能も用意されているようだ。

そして二つ目のECG機能の性能向上。ECG機能とはApple Watchを装着することで心電図を計測できる機能になる。

AppleはこのECG機能をより便利なものに改良する予定であるとのこと。現行のECG機能は心拍数100〜120/分のときは正確な心電図を計測できない仕様になっているが、将来のApple Watchではその “欠点” が解消されることになりそうだ。

ECG機能は、装着者の不整脈を検知することが可能だ。例えば不整脈のひとつである心房細動 (心房がけいれんするように小刻みに動く症状) を検知することもできる。

実際にApple Watchのおかげで命が助かったという報告も世界ではいくつか上がっている。日本では国内の法律の関係で依然として利用できないのが現状だが、近いうちに利用できるようになることを願うばかりだ。

ちなみに今回見つかった新機能はどちらもいつ利用できるようになるのかは分かっていない。また、新機能は現行機種でもOSアップデートで利用できるようになるのか、それとも新型モデルを購入する必要があるのかについても不明となっている。

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