COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大を受けて休業となっているApple Store。すでに一部の国で営業が再開されているが、来週から米国の一部店舗でも営業が再開となる見通しであることがわかった。
米国の一部のApple Storeが来週から営業再開へ
営業を再開するのは、アイダホ、サウスカロライナ、アラバマ、アラスカ州にある6店舗。再開される店舗は新型コロナウイルスの感染者数が少ない地域のみで、さらに各地域の現地政府から発表されているガイダンスに従って行われるという。
提供されるサービスは主にカスタマーサポートなどが中心で、製品の購入についてはオンラインが引き続き推奨される。また、ウイルスの感染の拡大を防ぐため、非接触型の体温計で従業員・顧客ともにチェックされるほか、2メートルのソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保、営業時間の短縮、一度に入店できる人数の制限、マスクの着用の義務化、店舗に置かれる各デバイスの定期的な清掃(消毒)などの対策が取られるという。店舗に置かれるデバイスはストアの隅に置かれる形となり、デバイスをチェックする顧客同士が近くことのない構造になっているという。
さらに従業員同士の連絡は基本的に通話アプリを介して行われるなど、店内での不要な移動を少なくする工夫もされているとのこと。Today at Apple (Apple Store内の講座) も当面は行わないという。
上記4州の6店舗以外については、各地域の感染者数の状況によって再開する時期を決めていく予定で、現時点ではアナウンスはない。
ちなみに、米国以外のApple Storeについては中国が3月12日、韓国が4月18日、オーストリアが5月5日、オーストラリアが5月7日に営業を再開。さらにドイツでも5月11日に営業を再開することが発表されている。日本では緊急事態宣言が発令されていることもあり、営業再開の目処は立っていない。
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