現地時間6月15日、米Appleは 「Apple Podcast サブスクリプション」 の提供を開始した。全世界で提供される数千のApple Podcastサブスクリプションとチャンネルが、本日から利用可能になっている。
「Apple Podcast サブスクリプション」 が提供開始
「Apple Podcast サブスクリプション」 は、Podcast番組の制作者が視聴者に対してサブスクリプションサービスを提供できるというもの。月額料金は制作者側が0.49ドルから自由に設定することが可能で、年額払いと月額払いの両方を設定可能。加入者は、追加のコンテンツや特典、広告なし再生などを楽しむことができる。
番組制作者側は年額19.99ドルを支払い 「Apple Podcasters Program」 に加入することで、サブスクリプションサービスを始動することが可能だ。初期パートナーとしてPushkin Industries、QCODEおよびNPRなどが挙げられているが、今後パートナーは拡大する見通し。
同サービスは全世界170以上の国と地域で提供され、iOS 14.6、iPadOS 14.6、macOS 11.4、watchOS7.5、tvOS14.6以降のOSをインストールしたデバイス、HomePodシリーズで利用可能だ。
同サービスの始動に合わせる形で、ポッドキャストアプリの刷新も行われる。好きなポッドキャスト番組を探しやすくなるだけでなく、トップチャートやカテゴリから興味のある番組を探しやすくなっている。
「Apple Podcast サブスクリプション」 については、当初5月に提供開始と発表されていたものの、先月29日にPodcastのクリエイター宛てに、提供開始時期を6月に延期すると通達。延期の理由については、「To ensure we are delivering the best experience for creators and listeners, (クリエイターとリスナーに最高の体験を提供するため)」 としていた。
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