Appleは現地時間4月30日、「Apple Pencil (USB-C)」 向けに、最新のファームウェアアップデートを配信開始した。ファームウェアのバージョンは 「10M6060」 で、iPad上では 「37377.37377.16.0」 と表示される。
「Apple Pencil (USB-C)」 の最新ファームウェアアップデートが配信開始
今回のファームウェアアップデートについて、Appleはリリースノート等を公開していないことから、どのようなアップデートが実施されたのかは不明だが、おそらくアクセサリの機能性やパフォーマンスを向上させているものとみられる。
最新ファームウェアは、「Apple Pencil (USB-C)」 をiPadにUSB Type-Cケーブルを介して接続するだけで適用される。
アップデートが適用されたかどうかについては、接続したiPadの 「設定」 アプリの 「一般」 タブから 「情報」 を選択し、「Apple Pencil」 をタップすることで確認できる。適用されていたら、ここに現在のファームウェアのバージョンが表示される仕組みになっている。
「Apple Pencil (USB-C)」 は、昨年11月に発売した新型Apple Pencil。Apple Pencil (第1世代) の後継モデルにあたる製品で、製品デザインがApple Pencil (第2世代)に似たものに変更された。また、コネクタ形状がLightningからUSB-Cに置き換えられたことで、USB-Cコネクタを搭載したiPadシリーズとの相性が良くなっている。
また、本体にマグネットが内蔵されたことにより、iPadの側面に装着できるようになったほか、M2チップを搭載したiPad Proではホバー操作も可能になっている。ただし、上位のApple Pencil (第2世代)の筆圧検知機能には対応せず、ダブルタップで描写ツールが変更できる機能や、無料の刻印サービスにも対応しない。
(via MacRumors)
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(画像:Apple)