Appleは2023年に、M2の上位チップを搭載したMacBook Proを発売すると予想されている。搭載されるチップは、M2 ProやM2 Maxなどが想定されるが、このうちM2 Maxチップのベンチマークスコアが、ベンチマークアプリ 「Geekbench」 に登録されていることがわかった。米Apple系メディアMacRumorsが現地時間30日に伝えた。
MacRumorsによると、「Geekbench」 に登録されているベンチマークスコアは、識別子が 「Mac14,6」 と書かれていることから、M2 Maxチップを搭載した次期MacBook ProあるいはMac Studioとみられる。12コアCPU、96GB RAMで構成されたマシーンだ。OSは未リリースのmacOS Ventura 13.2。
肝心のスコアは、シングルスコア1,853、マルチコアスコア13,855。
M1 Max (Mac Studio) | M2 Max (Mac14,6) | |
---|---|---|
シングルコアスコア | 1,755 | 1,853 |
マルチコアスコア | 12,333 | 13,855 |
参考として、M1 Maxチップを搭載したMac Studioと比較すると、シングルコアスコアで10.5%、マルチコアスコアで11.2%向上している形だ。もしこのベンチマークスコアが本物だったなら、次期MacBook ProやMac Studioの性能向上幅は小さくなる可能性がある。
次期MacBook Proについては、当初2022年秋にリリースされると予想されていたものの、現在は2023年初頭の発売が予想されている。今回のベンチマークスコアが登場した理由も、発売に向けてAppleがさまざまなテストを実行しているからなのかもしれない。
New Mac’s Geekbench 5 scores!
12 cores, 96GB of RAMhttps://t.co/74dOcmgTod pic.twitter.com/PXl8Ul9eVp— ShrimpApplePro 🍤 (@VNchocoTaco) November 30, 2022
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