昨年4月に提供がはじまったApple製品のセルフ修理サービスが、iPhone 14とM2世代のMacBook Air/MacBook Proでも利用可能になった。現地時間6月20日、米Appleが発表している。
Apple expands Self Service Repair and updates System Configuration process – Apple
iPhone 14シリーズ、13インチMacBook Air (M2) などのセルフサービス修理が6月21日から利用可能に
Apple製品のセルフ修理サービスは、Appleが修理用の部品とツールを有償で提供することで、ユーザーが自力でiPhoneやMacなどのApple製品を修理できるサービス。
これまでは正規修理サービスや認定技術者のいる修理業者に限られていた修理サービスだが、Appleセルフサービス修理ストアを通じて、修理マニュアルやApple純正部品やツールを提供することで実現している。
新たに加わったのは、iPhone 14シリーズと、M2チップを搭載した13インチMacBook Air、M2 Pro/M2 Maxチップを搭載したMacBook Pro。また、iPhone 12やiPhone 13シリーズに搭載されているTrueDepthカメラやトップスピーカー、M1チップを搭載したデスクトップ型Macのセルフ修理サービスが米国だけでなく、ベルギー、フランス、ドイツ、イタリア、ポーランド、スペイン、スウェーデン、英国で利用可能になる。
提供される修理用の部品はそれぞれ製品ごとに設計されており、品質や安全性、信頼性を担保するために広範なテストを実施したもの。各部品の価格は、Appleの正規サービス修理プロバイダで入手できるものと同額となっており、また、リサイクルの観点から交換した部品を返却することでクレジットを受け取ることができる。
なお、Appleは直近3年間で、4,500以上の独立修理業者などAppleの純正部品、ツール、トレーニングを利用できるサービス拠点の数をほぼ倍増させたと発表している。そして、5,000社を超えるApple正規サービスプロバイダのグローバルネットワークは、10万人を超える現役の技術者をサポートしているとしている。
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(画像:Apple)