Appleは昨年から、(PRODUCT)RED製品の収益を新型コロナウイルス対策への寄付にあてている。
2020年4月にはじまった同寄付活動は、昨年4月の段階で同年9月30日まで延長され、12月には2021年6月30日まで延長されていた。そして現在は、2021年12月30日まで延長することが決定している。
12月30日購入分まで(PRODUCT)RED製品の売上を新型コロナウイルス対策基金に寄付
この取り組みは、Apple製品の中で展開されている赤カラーを採用した(PRODUCT)REDモデルを購入した場合、その収益のすべてが新型コロナウイルス対策基金に提供されるというもの。
もともとはHIV/AIDS対策基金へ寄付されていたが、昨年から新型コロナウイルスが世界的に猛威をふるい、危機的状態に陥っている医療制度を支援するための対応として、現在は新型コロナウイルス対策基金に収益の全額を寄付している。
アフリカのエイズ対策プログラムを支援する(RED)が発足した2006年から、Appleは同組織とのパートナーシップを続けている。Appleが(RED)を通じて支援した額は昨年末時点で約2億5000万ドル。2019年末には2億2000万ドルと発表されていたことから、1年間で3000万ドルを支援していることになる。
ちなみに、Appleが販売する(PRODUCT)RED製品は、iPhoneやiPhoneの保護ケース、Apple Watch、iPod touch、Beatsのヘッドホンやスピーカーがある。(PRODUCT)RED製品の購入はApple公式サイトから。
(via MacRumors)
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