やはり「iPhone SE」の発売に伴い、旧型4インチ型iPhoneの「iPhone 5s」は消えてしまうのだろうか。今月Appleは最新の4インチ型「iPhone」を発表すると言われており、9to5MacによるとAppleは現在「iPhone 5s」の在庫を整理している可能性があると伝えている。
新型4インチ型iPhoneの発売に向けて「iPhone 5s」の在庫を整理か
9to5Macによると、現在VerizonやAT&Tなど米国のキャリア、BestBuyやWalmartなどの大手量販店で「iPhone 5s」の在庫が少なくなっているとのことで、すでに一部店舗では売り切れになっている場所もあると伝えている。
また、米国のキャリアT-Mobile USの販売店からは、同端末の供給が少しずつ乏しくなってきていると伝えられており「iPhone SE」の販売に向け、Appleが在庫調整を行っている可能性があるとのことだ。
「iPhone SE」が発売になった場合の「iPhone 5s」の処遇がどうなるのか様々憶測情報が出ており、一部メディアではより安い価格で販売されると言われているが、「iPhone SE」が発売と同時に販売終了になる可能性も十分に考えられる。
実際に在庫数が少なくなっていることを考えられると、今後の販売はなくなる可能性が非常に高いと現時点では言わざるをえないだろう。
9.7インチ「iPad」や「iPad mini」も在庫調整中?
さらにAppleInsiderは「iPhone 5s」だけでなく、9.7インチ型「iPad」である「iPad Air / iPad Air 2」、そして「iPad mini 2」の在庫が少なくなっていると報じている。実際に米国のiPadを取り扱う店舗では、iPadの一部モデルの在庫が減少しており、一部では完売となっている店舗もあるとのこと。
これは9.7インチ型の「iPad Pro」の発売が行われるためと予想されており、同端末の発売と同時にこれらのモデル販売終了となる可能性がある。
まだ実際にそうなるかどうかは分からないが、「iPad」の販売数があまり伸びていないことを考えると、Appleは製造数とラインナップの見直しを図る可能性があり、「iPad」のラインナップを数本に絞ることでよりシンプルなラインナップにすることが狙いなのかもしれない。
何れにしても、「iPad」の在庫調整が行われていることから、新型iPadが登場する可能性がより高まったと言えそうだ。
Appleが今月末にスペシャルイベントで発表すると噂されている新型4インチ型iPhoneの「iPhone SE」は、現行の4インチ型iPhoneの「iPhone 5s」に代わる製品だ。
噂では「iPhone 5s」を「iPhone 6s」並みのスペックに引き上げたものになると言われており、高性能なiPhoneに生まれ変わる予定であるという。
もし新型4インチ型iPhoneが「iPhone 6s」並みの高性能端末になった場合、「iPhone 5s」はお役御免。Appleのラインナップから消失してしまうかもしれない。
「iPhone 5s」は未だに現役で使用出来るほどのスペックで、僕はメインでは使わないもののちょっとしたタイミングで今も使い続けている。購入してから2年以上使っていることを考えると非常に馴染みの深い端末である。
できれば細々とでもいいので、今後も販売継続してほしいと思ってしまうのだが、販売終了と聞くと少し寂しい気持ちになりそうだ。
[ via 9to5Mac / AppleInsider ]