Appleの独自決済サービス「Apple Pay」。「iPhone 6 / 6 Plus」で同技術が導入されてから久しいが、未だ日本国内での利用はアンロックできていない。
世界では、アメリカ、イギリス、中国、カナダ、オーストラリアで使用可能で、今後新たにフランスでも使えるようになると言われているが、日本国内でのサービス開始日もいよいよ近づいてきているようだ。
早ければ9月~10月にサービスが開始される可能性
engadget日本版は、「Apple Pay」の日本でのサービス開始は今年の秋が有力であると伝えている。
記事によると、決済業界内では2015年後半からすでにサービス開始へ具体的な動きが発生しており、今年初旬の時点で「2016年中のサービス開始」は、ほぼ公然の「約束」となっているようだと明かされている。
気になるサービス開始時期については、9月に発表され、10月以降に正式にスタートする可能性があるとのこと。残念ながら、これは今のところ確定事項というわけではなさそうで、関係各所の準備が遅れた場合、このローンチ自体も遅れる可能性は十分にあるようだ。
もし、関係各所の準備が遅れたり、「Apple Pay」を導入する小売店が少なかった場合、Appleは同サービスのローンチを遅らせることもあるようで、遅ければ2017年以降にずれ込む可能性も考えられる。
9~10月にサービスを開始するか否かの最終判断に関しては、Appleは6~7月頃に決断する可能性が高いとのこと。その頃の各所の動きや報道をチェックしておいたほうがいいだろう。
日本でのサービス開始に関しては、以前、9to5MacがMasterCardの内部文章から2016年中にサービスが開始されるようだと報じているように、水面下では激しい動きが行われているようだ。
Appleとしては「Apple Payは使えないサービス」というイメージ付けをしないため、ローンチ時の導入規模を大事にしていること、そして銀行や小売店の準備が整うことなどハードルは高い。
勝手な話だが僕個人としては「Apple Pay」を早く使ってみたいので、関係各所にはどうにか準備を整えてもらって、遅くても今年中にはサービスを開始して欲しいところだ。
ちなみに、現在「Apple Pay」が使用できる端末は「iPhone 6s / 6s Plus / 6 / 6 Plus」と先日発売された「iPhone SE」、「iPad Pro / Air 2 / mini 4 / mini 3」、そして「Apple Watch」となっている。
[ via engadget日本版 ]