
Apple Music、NFL、Roc Nationは10月27日、2027年2月14日(現地時間)に米カリフォルニア州ロサンゼルスのSoFiスタジアムで開催される「Apple Music Super Bowl LXI Halftime Show」に、ヒップホップアーティストのJAŸ-Zが出演すると発表した。
公演の模様は、ESPN、ABC、Disney+、NFL+(モバイル端末向け)で生中継される。スペイン語放送については、ESPN DeportesおよびDisney+でESPNによる放送が配信されるほか、Univisionでも独自のスペイン語放送が実施される。
JAŸ-Zは、ヒップホップアーティストとして初めて「ソングライターの殿堂」入りを果たした人物で、これまでにエミー賞を4回、グラミー賞を25回受賞している。音楽活動に加えて幅広いビジネスを展開し、音楽・映画業界で数々の賞を獲得してきたほか、慈善活動でも高い評価を受けている。2021年には「ロックの殿堂」入りも果たしており、世界のポップカルチャーに大きな影響を与えてきた。
2026年は、JAŸ-Zのデビューアルバム『Reasonable Doubt』のリリース30周年にあたる。同氏はこれを記念して「JAŸ-Z 30」と題した企画を展開しており、体験型イベントや限定商品の販売に加え、ヤンキー・スタジアムで開催した3公演がすべて完売。ロンドン、パリ、ロサンゼルスでも公演を行い、いずれもチケットが完売するなど、大きな反響を呼んでいる。
今回のハーフタイムショーへの出演について、JAŸ-Zは「『Reasonable Doubt』からスーパーボウルのハーフタイムショーの舞台に立つまで、まさに一つの旅路でした。世界最大のステージで、音楽、作品、カルチャーの30年間を体現します。この歩みは今もなお、夢の実現の連続です」とコメントしている。
NFLコミッショナーのロジャー・グッデル氏は、JAŸ-ZおよびRoc Nationと数年にわたって緊密に連携してきたと説明する。その間、JAŸ-Zがスーパーボウルのハーフタイムショーにもたらしてきた影響力を目の当たりにしてきたという。
グッデル氏によると、NFLがRoc Nationとショーのプロデュースに関する最初の合意を結んだ際、同氏からJAŸ-Zに伝えた要望は、本人がふさわしいと感じるタイミングで、いつか自らステージに立ってほしいというものだった。今回の出演決定を受け、グッデル氏は「彼がスーパーボウルのステージにもたらす芸術性、創造性、そして文化的なインパクトを、世界中のファンが体感できる日をこれ以上なく楽しみにしています」と期待を寄せた。
Appleのミュージックおよびインターナショナルコンテンツ担当バイスプレジデント、オリバー・シュッサー氏も、JAŸ-Zが世界の音楽カルチャーに与えてきた影響は非常に大きく、広く認められていると評価した。Appleは過去数年にわたり同氏と緊密に連携し、スーパーボウルのハーフタイムショーに世界的な人気を誇るアーティストを起用してきた。シュッサー氏は、今回はJAŸ-Z本人が出演することを歓迎し、素晴らしいショーになるとの見通しを示している。
上記の発表直後には、Apple Music Radioのゼイン・ロウ氏、エディ・フランシス氏、ブルック・リース氏が生放送で今回のニュースについて語り合う。また、Apple Musicでは「JAŸ-Z: Road to Halftime」と題した企画を展開し、限定コンテンツやシーズンを通じた特別プログラム、NFLとのパートナーシップによる限定体験を提供する。
ハーフタイムショーのエグゼクティブプロデュースはRoc Nationが担当し、ハミッシュ・ハミルトン氏が監督を務める。Roc Nationは、ライブパフォーマンスの戦略的エンターテインメントアドバイザーとしても参加する予定だ。
ハーフタイムショーに関連する情報や限定コンテンツは、Apple Musicのほか、TikTok、Instagram、Facebook、Snapchat、YouTube、Xの公式アカウント(@AppleMusic)でも発信される。
Apple Musicが冠スポンサーを務めるハーフタイムショー。バッド・バニー出演回は「エミー賞」7部門を受賞
Apple MusicとNFL、Roc Nationは複数年にわたるパートナーシップを結んでいる。年間を通じて最も多くの視聴者を集める音楽パフォーマンスのひとつであるスーパーボウルのハーフタイムショーを通じて、音楽とアーティストへの取り組みを続けてきた。
Apple Musicが冠スポンサーを務めるようになって以降、スーパーボウルのハーフタイムショーは音楽イベントとしてだけでなく、テレビ番組としても高い評価を獲得してきた。
直近の「Apple Music Super Bowl LX Halftime Show」では、バッド・バニーが出演し、エミー賞の最優秀バラエティ・スペシャル(生放送)賞、最優秀音楽監督賞、最優秀バラエティ・スペシャル監督賞、最優秀振付賞、最優秀音響賞、最優秀照明デザイン/照明演出賞、最優秀テクニカルディレクション/カメラワーク賞の計7部門を受賞。ハーフタイムショーとして過去最多のエミー賞受賞記録を打ち立てた。
2025年にケンドリック・ラマーが出演した「Super Bowl LIX Halftime Show」は、ハーフタイムショー史上最多の視聴者数を記録。同ショーはエミー賞4部門にノミネートされ、最優秀音楽監督賞を受賞している。
2024年の「Super Bowl LVIII Halftime Show」ではアッシャーがパフォーマンスを披露し、最優秀バラエティ・スペシャル(生放送)賞を含む3部門でエミー賞にノミネートされた。2023年にリアーナが出演した「Super Bowl LVII Halftime Show」は5部門にノミネートされ、ハーフタイムショーとして初めて最優秀バラエティ・スペシャル監督賞を受賞したほか、計2部門で受賞を果たした。
さらに、2022年の「Super Bowl LVI Halftime Show」では、ドクター・ドレー、スヌープ・ドッグ、エミネム、メアリー・J. ブライジ、ケンドリック・ラマーが共演した。同ショーはクリエイティブ・アーツ・エミー賞で5部門にノミネートされ、最優秀バラエティ・スペシャル(生放送)賞を含む3部門を受賞。ハーフタイムショーとして初めて同賞を獲得するなど、高い評価を得ている。
(画像提供:Apple)
