Apple、新型コロナウイルス対策支援でマップによる人々の移動傾向データを提供

4月15日、AppleはCOVID-19 (新型コロナウイルス感染症) 拡大防止に向けた活動を支援するため、Appleの 「マップ」 から計測した人々の移動傾向を示すデータを公開したことを発表した。

公開されたデータは 「apple.com/covid19/mobility」 から誰でも閲覧可能。Appleとしては同データが自治体や保健当局にとって有益な情報であり、新たな公共政策の基盤として利用することができるとしている。

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Appleが 「マップ」 から計測した人々の移動傾向のデータを公開

今回Appleが公開したのは、Apple純正の 「マップ」 の使用状況を集計し、主要都市および63の国と地域の移動傾向を示したデータとなっている。

これらのデータはユーザーのプライバシーに配慮して収集されており、データとユーザーのApple IDの関連付けは行われていないほか、ユーザーの移動先に関する履歴も保存されていないとのこと。

例えば、以下は公開されている日本のデータで、今年の1月13日から現在に至るまでの、徒歩・自動車・公共交通機関による人々の移動量の変化を確認することができる。

Appleは新型コロナウイルス対策として、医療機関向けにフェイスシールドを開発・提供したり、医療従事者に2,000万枚ものマスクを提供するなどの活動を行っている。また、新型コロナウイルスに感染しているかどうかの自己診断を助けるためのスクリーニングツールの提供もすでに開始している。

さらにAppleはGoogleとの技術協力により、スマートフォンを活用して感染者との濃厚接触の可能性を検出するAPIをリリースすることも発表している。同APIは今年5月にリリース予定だ。

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