Appleは来週に学生・教職員向けのスペシャルイベントを開催する。同イベントでは何が発表さえれるのかは明かされていないが、おそらく新製品が登場するだろう。
これまでの噂を踏まえると、新製品はいくつか頭に思い浮かぶが、Bloombergによると、低価格「iPad」が登場するという。
27日開催の教育関連イベントで低価格な「iPad」が登場か
この低価格「iPad」は、主に学生や教職員、学校スタッフをターゲットとした商品になる予定。つまり、「iPad Pro」のようなハイエンドモデルというより、性能を抑える代わりに安い価格で提供できる端末を作ったようだ。
気になる価格は明らかになっていないが、これまでの噂から259ドル程度(約2万7千円)になると予想されている。
また、今回のイベントでは教育向けに使えるソフトウェアも発表される予定であるとのこと。この新しいソフトウェアと低価格タブレットの両刀で、Appleは学校市場に攻勢をかける予定。
学生や教職員市場に対しては、すでにMicrosoftが「Surface」シリーズを推している。低価格向けモデルからハイエンドモデルまで、多数のモデルを市場に投入している状態だ。
ちなみにBloombergは、Appleは低価格なMacBookは開発中であるとしているが、そのリリースはまだ先になる可能性があると伝えている。この新型モデルの価格は1,000ドル以下になる予定で、現行の13インチ「MacBook Air」を置き換える可能性が高いものの、同製品の披露は少なくとも来週ではないようだ。残念。
Appleは3月27日にスペシャルイベントを開催する。イベントの開催場所は米イリノイ州のシカゴにあるLane Tech College Prep High School。日本時間では2018年3月28日午前0時から開催される予定だ。
同イベントでは、低価格「iPad」の他にも、ワイヤレス充電器「AirPower」や、先日発表されたApple Watch用の新バンドなどの販売が開始されることが予想されている。