Appleが秘密裏に開発していると噂のARヘッドセット。TF International SecuritiesのMing-Chi Kuo氏は2022年に発表されると予測しているが、この予想に対して著名リーカーJon Prosser(@jon_prosser)氏が異を唱えた。
AppleのARヘッドセットは2021年の3〜6月に発表予定?
現地時間5月15日、Jon Prosser氏はAppleのARヘッドセットは2021年3〜6月に発表される計画であるとツイート。このツイートの中で 「Kuo氏の予想と異なるとは考えられないが、Kuo氏の情報は間違っている」 とし、Kuo氏の予測である “2022年” は間違いであると主張した。
I can’t believe I’m going against Kuo on this one… but I believe he’s wrong.
Apple Glasses are aimed for March-June 2021.
Also.
I’ve seen them.
They’re sleek as hell. 👀Will be showing you soon 🤫 https://t.co/0GaOYDA5N8
— Jon Prosser (@jon_prosser) May 15, 2020
また、Jon Prosser氏はAppleの開発中のARヘッドセットについて、なんと 「実物を見た」 と宣言。とてもカッコいいデザインであるとのことだが、詳細は後日明らかにするとしている。
これまで数々のリーク情報を言い当ててきたJon Prosser氏とMing-Chi Kuo氏。前者はiPhone SE(第2世代)とMacBook Pro(2020/13-inch)の発売を言い当てた。一方、Kuo氏はAppleの未発表製品といえば右に出るものはいないほど正確なリーク情報を提供してきた人物。
この両者の意見が異なるのは決して今回が初めてのことではないが、発表時期に1年近く差がでるのは実にはじめてのことだ。現時点ではどちらの情報が正しいのかは不明だが、直近のリーク情報の正確性という意味ではJon Prosser氏に軍配が上がることから、もしかするとAppleは2021年に噂のARヘッドセットを発売する計画でいるのかもしれない。
ちなみにJon Prosser氏は、AppleのARヘッドセットの詳細情報はまだ明らかにしていないが、Kuo氏によればFacebookのOculus Questに似ているとのこと。ファブリック素材などを使用することで、軽量かつ長時間の装着に耐えられる設計になっているという。
さらに高解像度ディスプレイが搭載されているが、映像の処理に関してはiPhoneを使用する設計になっているとのこと。完全なるスタンドアローン機というわけではないようだ。
搭載されるOSは 「rOS」 で、iOSを派生させたものであることが予想されている。操作は音声、タッチパネル、頭部のジェスチャーなどが検討されていると伝えられている。
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