2018年3月に、米カリフォルニアのモスコーンセンターで開催される世界最大規模のゲーム開発者イベント「Game Developers Conference 2018(GDC 2018)」に、Appleが初めて参加することがわかった。
Appleは同イベント内で、ARKitを詳しく紹介するプレゼンテーション「AppleのARKitの紹介:ベストプラクティスと最新のアップデート」を実施する。
プレゼンテーションでは、ARKitフレームワークと、ARKit APIのコア概念について説明する予定であるとのこと。
「GDC2018」にAppleが初めて参加 ARKitの開発者向けセッションを開催
AppleはこれまでGDCで開発者向けセッションを開催したことはなかったが、多くのゲーム開発者にARKitを知ってもらうことで、良質なARゲームをiOS向けに提供してもらいたい、という考えがあるのかもしれない。
ARKitは、2017年9月にリリースされた「iOS 11」で初めて導入され、ポケモンGOなどの多くのアプリに導入されてきた。ただし、ARKitを活用した大型タイトルはまだまだ少なく、あくまでアプリ内のオマケ機能程度としてだけ利用されているのが現状。
ただし、今年春にリリースされる「iOS 11.3」では、ARKitもバージョンが1.5になり、より自由度が増している。これらを開発者に紹介すれば、より興味を持ってもらえる可能性は高い。
「GDC2018」は、2018年3月19日から23日までの3日間で、サンフランシスコのモスコーンセンターで開催される予定。
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[ via MacRumors ]