Appleが「Apple Watch」用に新型光学フィットネスセンサーを開発中

Appleは、将来のApple Watchに新型の光学フィットネスセンサーを搭載するために、社内の開発チームの強化を図っているようだ。

CNBCによると、Appleは同センサーの開発のため新しい人材を募集している。求人情報には、健康データを計測、処理するためのカスタムチップの開発を示唆する内容が書かれているという。

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将来のApple Watchに搭載する新型光学フィットネスセンサーが開発中?

ご存知の方も多いとは思うが、Apple Watchには生体データを取得するための光学式センサーが搭載されている。取得できるデータは心拍数。緑色LEDライトと感光性フォトダイオードを組み合わせ、手首を流れる血液の量を検出する。また赤外線も使用し、バックグラウンドで心拍数を測定するときや、高心拍数に関する通知用に計測する際は、同赤外線センサーが使用されるという。

Appleは以前から、新型のフィットネスセンサーの開発が噂されている。かの有名なアナリストMing-Chi Kuo氏も心拍数の計測精度を上げるため、新型センサーの開発をしていると伝えていた。

また、一時は血糖値を測れるようにするためのセンサーも搭載すると予想されていた。その噂がどこにいってしまったのかは不明だが、今年5月には人気睡眠トラッカーアプリを開発したBedditを買収するなどAppleがこれまで健康機能に力を入れてきたことを考えると、より多くの精度の高い生体データを取得するため、Apple Watch向けに新型センサーを開発している可能性が高い。一体どんなセンサーなのだろうか。

この求人情報は、内容は異なるものの6月、7月、そして8月と3ヶ月連続で光学センサーに関するものであったという。まだ人材募集中であることから同新型センサーは来月発表予定の新型Apple Watchのためのものではない可能性も。来年かそれとも再来年のものか。Appleが何を企んでいるのかはヒントが少ないため、今のところ確信できることはほとんどない。

[ via 9to5Mac ]

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