当メディアはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

「Apple Design Awards 2024」 の受賞者が発表。ビジュアルとグラフィック部門で『Lies of P』が受賞

現地時間6月10日、米Appleはデザインや技術、インクルージョンなどに優れたアプリ・開発者を表彰する 「Apple Design Awards 2024」 の受賞者を発表した。

今年は、Delight and Fun (喜びと楽しさ部門)、Inclusivity (インクルージョン部門)、Innovation (イノベーション部門)、Interaction (インタラクション部門)、Social Impact (ソーシャルインパクト部門)、Visuals and Graphics (ビジュアルとグラフィック部門)、そして新設されたSpatial Computing (空間コンピューティング部門)の計7部門からそれぞれアプリ/ゲームアプリを1本ずつ選出している。

スポンサーリンク

Delight and Fun (喜びと楽しさ部門)

Bears Gratitude
Developer: Isuru Wanasinghe (Australia)

Bears Gratitudeは、誠実な自己反省を促し受け入れるためのシンプルなアプリ。毎日の感謝の習慣を確立するための温かい方法を提供する。アプリ内に丁寧に作られたキャラクターたちが、ユーザーに温かさとルーティーンを感じさせ、幸福を一日ずつ築くお手伝いをしてくれる。

NYT Games
Developer: The New York Times Company (United States)

『NYT Games』は、単語や論理パズルを提供するアプリケーション。新しいタイトル『Connections』などは、リプレイ価値を最大限に引き出すよう調整されており、エレガントなデザインと使いやすさが特徴。その結果、誰もが楽しめる体験を提供している。

スポンサーリンク

Inclusivity (インクルージョン部門)

oko
Developer: AYES (Belgium)

Okoは、AI駆動のナビゲーションアプリで、自信を持って周囲の環境をナビゲートし、探索するのに役立つ。目的地を検索するだけで、詳細なターンバイターンの方向指示を受け取ることができる。交差点に近づくと、Okoが交差点の情報をお知らせしてくれる。視覚的な支援が必要な場合は、スマートフォンを持ち上げるだけで、Okoが歩行者信号が青になった時に通知してくれる。

Crayola Adventures
Developer: Red Games Co. (United States)

『Crayola Adventures』は、子供たちが楽しみながら学ぶことをサポートするアプリ。魔法の国を冒険し、神秘的な生物たちと出会うことができる。物語の中で、クリーチャーたちの特性や生態について学びながら、クリエイティブな遊びや知識の深化を楽しめる。

Innovation (イノベーション部門)

Procreate Dreams
Developer: Procreate (Australia)

『Procreate Dreams』は、強力な機能が満載の2Dアニメーションアプリ。iPadで表現力豊かなテクスチャ入りの動画や息を呑むようなストーリーを生み出すことができる。

Lost in Play
Developer: Happy Juice Games (Israel)

『Lost in Play』は、兄妹の子どもたちが思い描く空想世界で、モノの見方を変えながらファンタジーの世界の謎を解き明かしていく、アニメーション型ポイントクリックアドベンチャーゲーム。幼い兄妹2人が角の生えた不思議な生き物が住む魔法の森やゴブリンたちの村、古代の遺跡といった夢の世界を冒険していく。

Interaction (インタラクション部門)

Crouton
Developer: Devin Davies (New Zealand)

『Crouton』は、ユーザーにレシピを整理し、食材リストを作成し、キッチンでステップバイステップの指示を表示するためのクリーンなインターフェースを提供する便利アプリ。シンプルな操作で、ユーザーは画面ではなくキッチンカウンターに集中しながら料理することができる。

Rytmos
Developer: Floppy Club (Denmark)

『Rytmos』は、一筆書きの要領でパズルを完成させ、音楽と惑星を復興させる音楽パズルゲーム。自機を表すマーカーをスワイプ操作で動かし、サウンドエミッターと呼ばれるオブジェクトすべてを繋いで、スタート地点までのルートを作る。ルートが完成すればパズルクリアとなり、惑星が徐々に復興していく。さらに音楽に新たな楽器パートが加わり、BGMが徐々に豊かになっていく面白さも。シンプルなルールとエモい音楽演出が特徴で、知性と感情の両面を揺さぶる一作。

Social Impact (ソーシャルインパクト部門)

Gentler Streak Fitness Tracker
Developer: Gentler Stories (Slovenia)

『Gentler Streak』は、誰もがどこにいても生活を改善することを目指すアプリ。楽観的な励ましのメッセージを提供し、身体的なフィットネスと精神的な健康の両方を考慮してくれる。健康データはスマートに整理され、シームレスに統合されており、ユーザーが運動、休息、ウェルネスを注意深く追跡できるようにサポートする。

月間サマリー表示では、ユーザーが過去の履歴に対してどのように進捗しているかが示され、他者との比較ではなく、個々の進歩に焦点が当てられる。

The Wreck
Developer: The Pixel Hunt (France)

『The Wreck』は、成熟した3Dビジュアルノベル。姉妹愛、母性、喪失、そして生き残りについて探求していく。プレイヤーは、失敗した脚本家のJunonを追跡し、彼女が人生で最も重要な日を乗り越えるのを手伝う。過去を思い出し、現在を変え、未来に向き合うか、Junonの物語が破滅に終わるのを見守ることになる。プレイ時間は約5時間で、最初の部分は無料でプレイ可能。

Visuals and Graphics (ビジュアルとグラフィック部門)

Rooms
Developer: Things, Inc. (United States)

Roomsは、ユーザーに想像力豊かなシーンを構築するための白紙のスレート、居心地の良いゲームプラットフォーム、および他の数千人の作品との対話を提供するソーシャルスペース。アプリ内の部屋は楽しいディテールで満たされており、アプリのインタラクション、サウンド、ビジュアルは奇抜さと魅力のバランスを保っている。

Lies of P
Developer: NEOWIZ (South Korea)

『Lies of P』は、ピノッキオの物語にインスパイアされたソウルライクアクションRPG。ベル・エポック風の暗い街クラットを舞台に、かつて美しかった街が凶暴な操り人形と疫病によって悪夢の街と化している。プレイヤーはゼペットによって作られた人形となり、嘘の網にはさまれた世界で、自分自身と武器を適応させて未知の恐怖に立ち向かい、街のエリートたちの底知れぬ秘密を解き明かす旅に出る。

Spatial Computing (空間コンピューティング部門)

djay pro – DJ App & AI Mixer
Developer: algoriddim GmbH (Germany)

『djay』は、音楽を空間コンピューティング環境で操作するDJアプリ。技術的な工夫と最高の没入感により、djayはユーザーに高品質の音質と無限の音楽ミキシングの創造性をもたらしてくれる。このアプリには高品質のターンテーブル、クールなインタラクティブなエフェクトパネル、夜の砂漠の風景から踊るロボットがいる宇宙ラウンジまで、見事に考慮されたさまざまな環境が用意されている。

Blackbox
Developer: Shapes and Stories (United States)

『Blackbox』は、いかに既成概念にとらわれず、自由な発想で考えられるかを試される謎解きパズルゲーム。Apple Vision Proの『Blackbox』は、空間キャンバスの隅々まで考えるように作られている。パズルはプレイヤーの周りに優しく展開され、シンプルなジェスチャーでバブルを突っついたり、オブジェクトと対話しながらパズルを解いていく。

関連記事
「WWDC24」 基調講演は6月11日午前2時から開始。Platforms State of the Unionは6月11日午前5時から
WWDC24の最大の注目ポイントは 「AI」?Appleの重役Greg Joswiak氏が意味深な投稿

(画像:Apple)