
Appleは現地時間1月13日、クリエイター向けの新しいサブスクリプションパッケージ「Apple Creator Studio」を発表した。ビデオ編集や音楽制作、画像編集といったプロ向けの制作環境を、1つの契約でまとめて提供する。日本では2026年1月29日から提供を開始する予定だ。
Apple Creator Studioには、Final Cut ProやLogic Proといった定番のプロ向けアプリを含めた。ビデオ制作向けにはFinal Cut Pro(Mac/iPad)のほか、Motion、Compressorを用意する。音楽制作ではLogic Pro(Mac/iPad)とMainStageを利用できる。画像編集にはPixelmator Proを組み込み、今回新たにiPad版も提供する。さらに、Keynote、Pages、Numbers、フリーボードでは、新しいAI機能やプレミアムコンテンツへのアクセスを用意した。
▼ Apple Creator Studioに含まれるアプリ
画像編集
- Pixelmator Pro(Mac/iPad)
ビデオ制作
- Final Cut Pro(Mac/iPad)
- Motion
- Compressor
ドキュメント・プレゼン/コラボレーション
- Keynote
- Pages
- Numbers
- フリーボード(Freeform)
音楽制作
- Logic Pro(Mac/iPad)
- MainStage

価格は一般向けが月額1,780円、年額17,800円。学生・教職員向けには月額480円、年額4,800円の割安なプランを設定する。Appleは1か月の無料トライアルを提供し、新しいMacやiPadを購入したユーザーには3か月間の無料利用期間を付与する。ファミリー共有にも対応し、最大6人までサブスクリプションを共有できる。Mac版アプリについては、従来どおりMac App Storeでの買い切り販売も継続する。
AppleはApple Creator Studioの発表にあわせて、各アプリにAIを活用した新機能を追加する。Final Cut Proでは、文字起こしによる検索やビジュアル検索に加え、音楽に合わせて映像を自動調整する「ビート検出」機能を搭載した。Logic Proには、AIセッションプレイヤー「Synth Player」や、自動でコード進行を提案する「コードID」を加える。Keynoteなどの生産性アプリでは、生成AIによる画像生成や、テキストからプレゼン資料の下書きを作成する機能を利用できる。

中でも注目したいのが、iPad版Pixelmator Proの投入だ。Appleはデスクトップ級の編集機能をiPad向けに最適化し、Apple Pencilのホバーやスクイーズ、ダブルタップといった操作に対応させた。これにより、iPad上でも細かな編集作業を行えるようにする。
これらの新機能について、AppleはApple Creator Studioの利用者にすべて提供するほか、Mac App Storeでアプリを買い切り購入したユーザーにも一部機能を開放する。Final Cut Proの文字起こし検索やビジュアル検索、ビート検出、Logic ProのSynth PlayerやコードIDは、サブスクリプション登録者と買い切り購入ユーザーの双方が利用できる。


一方で、Appleはサブスクリプション登録者限定の機能も用意する。Pixelmator Proでは、画像レイヤーを自在に歪めたり成形したりできるワープツールや、製品モックアップ向けの専用コレクションを提供する。また、Keynote、Pages、Numbersでは、新しいプレミアムテンプレートやテーマ、高品質な写真やグラフィックス、イラストをまとめた「コンテンツハブ」へのアクセスを登録者特典として用意した。
関連リンク
- インスピレーションに満ちたクリエイティブアプリのコレクション、Apple Creator Studioを発表 – Apple (日本)
- Apple Creator Studio – Apple(日本)
(画像:Apple)




