僕たち一般ユーザーのみならず、株式市場や投資家など世界規模で注目されているAppleの決算発表だが、今期の決算発表会は当初の予定から1日遅れて4月26日に開催されることが発表された。
Appleは先日、2016年第2四半期の決算発表会を4月25日に行うことを発表していた。だが、本日Appleは同発表会を1日遅らせた4月26日(火)に行うことを発表した。
ビル・キャンベル氏の葬儀と日程が重なるため決算発表日を変更
1日遅らせた理由としてAppleは、同社の元取締役ビル・キャンベル氏の葬儀が25日に執り行われ、発表会と日程が被ってしまったためとしている。ビル・キャンベル氏は1997年からAppleの取締役を17年間務めた人物で、「メンター」とも仰がれた逸人。Appleは公式ページでもキャンベル氏が亡くなったことに弔意を表し、故人を偲んでいる。
同日に予定されていた決算発表会は翌日の2016年4月26日(火)午後2時(日本時間27日午前6時)に開催される。
今回の決算内容で一番注目されているのは「iPhone」の販売台数で、「iPhone 6s / 6s Plus」の販売不振が回復しているのかどうかが非常に気になるところ。先日の報道では「iPhone」の生産は今後も3割減を維持するようだと伝えられており、販売不振は続いている様子。今回の決算発表でマイナス成長を記録する可能性もある。
第1四半期の決算発表ではAppleの業績見通しが不安視されたことから、株価が大きく下落。一時はGoogleの親会社である「Alphabet」に時価総額で抜かれていたが、今回の決算内容によっては再び世界1位の座を明け渡すことも十分にあり得る。
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[ via 9to5Mac ]