
Electronic ArtsとRespawn Entertainmentは、『Apex Legends』の最新アップデート「ショーダウン」を発表した。今回のアップデートでは、新モード「Wildcard」の常設化を含む複数の要素がゲームに追加・調整されている。
Wildcard:スピーディーな戦闘を重視した新モード

「Wildcard」は、従来のアイテム探索よりも戦闘に重点を置いた設計になっており、ゲームプレイのテンポが全体的に速くなっている。装備アップグレードの簡略化、爆発アイテムの出現、終盤での逆転要素などが導入されており、試合展開がよりダイナミックになる。


マップは、各種ギミックを詰め込んだリミックス版キングスキャニオン。重力キャノンやジップラインといった移動ギミックも多数配置されている。部隊編成では、同じレジェンドを最大3人まで選択可能になった。
新要素として「セカンドチャンス」が加わり、初動でノックされても再出撃が可能。これにより、序盤での脱落を避けることができる。
レジェンドと武器のアップデート

レジェンドでは、コースティックとバンガロールにバランス調整が入っている。
コースティックは新アビリティ「フィールドリサーチ」を獲得。従来よりも高いダメージを与えるガスを使用でき、通路の制圧能力が強化された。

バンガロールのスモークはオフェンス寄りに調整され、ドアを突破できるようになった。さらにアップグレードによってEMP効果を付加し、敵のトラップやシールドに干渉できる。

武器では、「RE-45」が新たなエリート仕様として強化された。バリスティックのアーセナルに加えられ、3連エネルギーバーストによる高精度な近距離攻撃が可能になっている。
ゲームシステムの変更点

- パッシブ「増幅器」:中盤以降に獲得可能な新パッシブ。無限弾薬、治療効果強化、追加アーマーなどの効果を持つ。
- ホップアップの仕様変更:従来のドロップ式から、ゲーム中に敵を撃破するなどしてアンロックする方式に変更。武器への継続的な装備が可能になった。
- ランクマッチ調整:ジャンプマスター制度を廃止し、部隊ごとにドロップゾーンが割り当てられる形式に変更。ルートやビーコン配置もバランス調整された。
- ランクオーラと勲章:現在のランク帯を可視化するオーラと、試合中の特定行動に応じてXPを獲得できる勲章システムが導入された。
マップ「E-District」が昼間仕様に




「E-District」は完全な昼間マップへとリメイクされ、視認性が向上。新しいスカイボックスが追加され、より明るく見やすいマップ構成となっている。
「Apex Legends:ショーダウン」は、2025年8月6日よりPlayStation 4/5、Xbox One/Series X|S、Nintendo Switch、PC(EA App/Epic Games Store/Steam)で配信開始予定だ。
(画像提供:Electronic Arts)