『Apex Legends』新シーズン「ブリーチ」2月11日開幕。破壊可能な新ギミック「硬質光メッシュ」導入、ランクはドロップシップ形式へ回帰

エレクトロニック・アーツおよびRespawn Entertainmentは、バトルロイヤルFPS『Apex Legends』の新シーズン「ブリーチ(Breach)」を、日本時間2月11日(水)午前3時より開始する。

本シーズンでは、建物内の攻防に大きな変化をもたらす新ギミック「硬質光メッシュ」が登場するほか、複数レジェンドの性能調整、ランクマッチの仕様見直し、さらにサービス開始7周年を記念した大型イベントが実施される。

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戦況を塗り替える「硬質光メッシュ」

「ブリーチ」を象徴する新要素が、建物の窓部分に設置されるエネルギー障壁「硬質光メッシュ」だ。無傷の状態では視界を確保しつつ、弾丸やプレイヤーの通過を完全に遮断する性質を持つ。

破壊には一定量のダメージが必要だが、爆発物やスナイパーライフル、ショットガン、近接攻撃を用いることで、より短時間で粉砕できる。これにより、従来のマップ構造では想定されていなかった射撃アングルや侵入ルートを強引に生み出すことが可能となった。

コースティックやワットソンを含むコントローラー型レジェンドは、破壊されたメッシュを修復できるだけでなく、元の耐久値を上回る形で「強化」することが可能だ。一度突破された窓であっても、再び、しかもより堅牢な防衛ポイントとして機能させることができ、防衛側は時間とリソースを使って戦線を立て直せる。

開発を率いるリードデザイナーのEric Canavese氏は、このギミックについて「プレイヤーが慣れ親しんできた体験そのものを再構築するもの」と語っている。窓という固定的だった環境要素を動的な戦略ポイントへと変えることで、マップを熟知したプレイヤーであっても、従来の定石にとらわれない判断が求められる設計となっている。

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「硬質光メッシュ」導入に伴いレジェンドの大規模調整が実施

新シーズンでは、複数のレジェンドに戦略性を高める大幅な調整が施されている。なかでも、ヒューズ、ブラッドハウンド、カタリストの3名は、新ギミック「硬質光メッシュ」の導入を前提としたアビリティのリワークや新アップグレードが加えられ、役割がより明確になった。

ヒューズは、爆発物を軸にした攻撃性能と機動力の強化が図られている。新アップグレード「ナックルジャンパー」によって防衛線を飛び越える動きが可能となり、硬質光メッシュ越しの攻防でも有利な角度から仕掛けやすくなった。

アルティメットも調整され、陣取った敵をあぶり出す能力が向上。さらに、アルティメットから追加で炎を投下できる「パイロテクニック」や、爆発ダメージによってアルティメットを再チャージできる「リイグニッション」など、継続的に圧力をかけるための選択肢が用意されている。

ブラッドハウンドは、「狩り」の継続性を重視した調整が行われた。戦術スキャンの改善に加え、アルティメットのクールダウンが短縮され、より頻繁に戦闘へ関与できるようになっている。

アルティメット発動中にノックダウンを奪うことで効果時間が延長される仕様となり、敵を追い続ける立ち回りがより強力になった。新アップグレードとして、白いカラスの索敵範囲を拡張する「鳥の飛翔」や、ノックダウン時に体力を回復できる「ブラッドテースト」も追加されている。

カタリストは、防衛役としての汎用性がさらに高まった。スパイクストリップは投擲距離が伸び、設置後の発動も高速化。アルティメット「フェロバリケード」は水平方向に展開できるようになり、チョークポイントの封鎖に適した仕様へと変化している。加えて、この壁を通過する弾丸のダメージを半減させる効果が付与され、硬質光メッシュと組み合わせた堅牢な防衛線の構築が可能となった。

ランクマッチの仕様見直しとアイテム環境の刷新

新シーズンでは、ランクマッチのシステムが大きく見直されるとともに、近接戦闘を重視した武器バランスの調整と、アイテムプールの整理が実施される。

ランクマッチでは、過去2シーズンにわたり試験運用されていた「ドロップゾーン」システムが廃止され、従来のドロップシップから降下する形式へと戻される。開発チームによると、特定のPOI(重要地点)が指定される従来のドロップゾーン制は、開始地点の良し悪しが試合結果に直結し、プレイヤーに強い運要素(RNG)を感じさせる要因となっていた。

特に、人口密度の低いエリアに配置されたチームが順位ポイントを安定して稼げる一方で、密集地帯では早期脱落のリスクが極めて高くなるという不均衡が生じていた。また、リング(安全地帯)の内外による物資量や移動リスクの格差も問題視されており、コミュニティのフィードバックと試合データの分析を経て、より健全なマッチダイナミクスを確保するために元の仕様への回帰が決定したとのことだ。

武器メタにおいては、新要素「硬質光メッシュ」の導入に合わせ、至近距離戦の火力を底上げする調整が行われる。マスティフの「デュアルシェル」、ピースキーパーの「ディスラプター弾」、EVA-8オートの「ダブルタップ」といった強力なホップアップが復活し、建物内での突破力が大幅に強化される。

一方で、近年強力だったマークスマン武器(ボセック、トリプルテイク、30-30)は発射速度と火力が抑制され、G7スカウトはケアパッケージ限定武器へと変更される。

地上アイテムについても、物資漁りのストレスを軽減するために大胆な整理が断行される。白(レベル1)バックパックはゲーム開始時から全プレイヤーが標準装備する形となり、地上物資からは削除される。また、ノックダウンシールドもアイテムプールから姿を消し、その耐久値はレジェンドレベル(進化ポイント)に応じて自動的に成長する仕組みへと刷新される。

これらの変更により、序盤のアイテム獲得がスムーズになると同時に、より戦況に影響を与える強力なアイテムが地上に出現するスペースが確保される。

7周年記念イベントと新コンテンツ

今シーズンは『Apex Legends』のサービス開始7周年にあたり、4週間にわたる記念イベントが開催される。

最大の目玉は、4週間にわたって実施されるレジェンドの恒久アンロックキャンペーンだ。毎週設定される3つのチャレンジをクリアすることで、第1週にヴァルキリー、第2週にレヴナント、第3週にコンジット、そして最終週となる第4週にはスパローを無料でアンロックできる。

このほか、コミュニティの才能あふれるクリエイターが手がけた報酬を獲得できる「コミュニティ・プライズトラック」に参加することで、新規アイテム12種を含む豪華報酬を手に入れることが可能だ。

(画像提供:Electronic Arts)

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