Apple Siliconを搭載した新型MacBook Proが、来週開催されるAppleの開発者会議 「WWDC21」 で発表される可能性が高そうだ。
米ロサンゼルスを拠点とする投資会社Wedbush SecuritiesのアナリストDaniel Ives氏が、14インチ・16インチの画面を搭載した新型MacBook ProがWWDCで発表されると予測していることがわかった。現地時間2日、米Apple系メディアMacRumorsが伝えている。
WWDC21で新型MacBook Proが登場か
Daniel Ives氏によると、今月8日午前2時(日本時間)から開催されるWWDCにおいて、AppleはiOS、iPadOS、macOS、watchOS、tvOSの新バージョンを発表し、加えて新型MacBook Proの発表などいくつかのサプライズを予定しているとのこと。
これまでの情報では、新型MacBook Proはデザインの刷新に加えて、MacBook Airやエントリー型MacBook Proで起きたApple Silicon化による大幅な性能向上、複数台の外部ディスプレイへの出力サポート、Touch Barの廃止、SDカードスロットやHDMIポートの復活などが噂されている。ミニLEDディスプレイの搭載も噂されていたが、なんらかの問題で見送りになったとも伝えられている。
すこし気になるのは、Daniel Ives氏は新型MacBook Proに搭載されるプロセッサをM1チップとしている点だが、M1チップはエントリーモデルのMacBook Proにすでに搭載されているため、その可能性はかなり低い。おそらくM1XあるいはM2チップを搭載するだろうと予測される。
BloombergのMark Gurman氏によると、この新しいチップは8つの高性能コアと2つの高効率コアの合計10コア構成で、GPUは16コアまたは32コアをオプションで選ぶことになるという。M1チップの性能を大幅に超えるものになりそうだ。
新型MacBook ProがWWDCで登場するということに関しては、著名リーカーJon Prosser氏が以前に同様の情報を伝えていた。また、Mark Gurman氏も早くて今年の夏に新型モデルが登場すると発言している。そのタイミングは来週開催のWWDCである可能性は高そうだ。
ちなみにDaniel Ives氏は、iPhone 13シリーズの最大ストレージ容量は1TBになること、来年のWWDCではARメガネ 「Apple Glass (仮称)」 、2024年には 「Apple Car」 が発表されると、これまでの予想を繰り返し伝えている。
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