現地時間4月28日、Appleは持ち物トラッカー 「AirTag」 の最新ファームウェアアップデート 「1.0.301」 のアップデート内容について、公式サポートページで案内した。
更新されたサポートページによると、最新ファームウェアアップデート 「1.0.301」 では、AirTagのアラート音を調整し、所有者不明のAirTagの場所を従来よりも簡単に特定できるようにするという。同アップデートにより、AirTagによる悪意のあるストーキング行為を未然に防ぎやすくなったと言えるだろう。
ちなみに、サポートページで公開された今回のアップデート内容はバージョン 「1.0.301」 のものであるとのことだが、Appleが直近(現地時間4月26日)で配信した最新ファームウェアアップデートのバージョンは 「1.0.391」 、その前のバージョンは 「1.0.291」 だったことから、「1.0.301」 の変更内容は今回のアップデート 「1.0.391」 に含まれているものと考えられる。
AirTagのファームウェアアップデートは手動ではできず、AirTagがiPhoneの近くにある場合に自動で適用される。アップデートが適用されたかどうかは、「探す」 アプリで各AirTagの名前をタップしてバージョンが最新のものになっているかどうかで確認できる。
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