ついに日本で発売した、Apple初のオーバーイヤー型ヘッドホン 「AirPods Max」 。同製品はキャリングケースに収納することで低電力モードになることがApple公式から発表されていたが、それ以外の条件でも低電力モードになることがわかった。
現地時間18日、AppleはAirPods Maxに関するサポートドキュメントを更新。AirPods Maxの低電力モード、超低電力モードに関する情報を追加していたため、当記事で詳しくまとめてみた。AirPods Maxをお持ちの方はぜひ参考にしていただきたい。
AirPods Maxが低電力/超低電力モードになる詳しい条件が判明
Appleが公開したサポートドキュメントによれば、AirPods Maxは以下の条件で低電力モード、超低電力モードに移行するという。
キャリングケースの外でAirPods Maxを放置
①5分経過で低電力モードに移行
②72時間経過でBluetoothと探す機能がオフになり、さらなる“低電力モード”に
キャリングケースの中にAirPods Maxを収納
①収納と同時に低電力モードに移行
②18時間経過でBluetoothと探す機能がオフになり、超低電力モードに移行
やや複雑なので文章でも改めて解説するが、まずはキャリングケースから出した状態で放置した場合の話。
5分放置するとAirPods Maxは自動で低電力モードに移行するという。そして、そのままの状態で72時間経過すると今度はBluetoothと探す(Find My)機能をオフにした、通常よりも消費電力を少なくした低電力モードに移行するという。
次はキャリングケースに収納した状態の話。
これは当初Appleが発表していたとおりキャリングケースに入れるとAirPods Maxは自動で低電力モードに移行する。そしてキャリングケースに入れた状態で18時間経過すると今度はBluetoothと探す(Find My)機能をオフにした超低電力モードに移行するという。
バッテリーを長く持たせたいのであれば、当初のAppleのアナウンスどおりキャリングケースに収納するのが一番だが、もしキャリングケースに入れなくとも5分も経てば自動で低電力モードに移行するため、そこまでバッテリー残量に神経質になる必要はなさそうだ。
ちなみにAirPods Maxは、ノイズキャンセリング機能と外部音取り込みモード、もしくは空間オーディオ機能をオンにした状態で最大20時間の音楽再生が可能。またバッテリーがもし切れてしまっても5分間充電することで約1.5時間の再生が可能になる。
バッテリー残量が少なくなるとiPhoneやiPadに通知が届く。具体的にはバッテリー残量が20%、10%、5%になった時に通知が送られるという。また、バッテリー残量が10%になるとトーン音が1回、バッテリーがなくなってしまう直前にトーン音が2回鳴るという。
関連記事
・【比較】AirPods MaxとSony WH-1000XM4、Bose NC700、Beats Studio3 Wireless、4種ヘッドホンを徹底比較。買うならどれ?