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【5分でわかるAirPods比較】AirPods 4、AirPods Proの性能を比べてみた。オススメはどっち?

現地時間9月12日、Appleは新製品発表イベント 「it’s Glowtime.」 を開催し、完全ワイヤレスイヤホン 「AirPods 4」 を発表、同日より予約受付を開始した。発売は9月20日を予定している。

「AirPods 4」 はオープン型のデザインを引き続き採用しながらも、オーディオ品質の向上や通話時のボイスアイソレーション機能対応など、さまざまな改良を行なっている。また、通常モデルに加えて、アクティブノイズキャンセリング機能搭載モデルも展開し、より上位の 「AirPods Pro 2」 の性能に近づいたかたち。

それでは、実際に 「AirPods 4」 と 「AirPods Pro 2」 にはどれほどの性能差があるのだろうか。本稿では、大幅アップデートを遂げた 「AirPods 4」 と、上位モデルの 「AirPods Pro 2」 を徹底比較してみた。どちらのイヤホンが自分に合っているのか、チェックしてみていただきたい。

また、記事の最後ではAirPodsシリーズの中で唯一のオーバーイヤーヘッドホン 「AirPods Max」 との比較表も掲載している。ヘッドホンも含めてAirPodsシリーズ全体で比較したい方はそちらも参考になれば幸いだ。

ちなみに、 「AirPods 4」 の登場にあわせて 「AirPods Pro (第2世代)」 は新たに 「AirPods Pro 2」 に名称が変更されている。モデルの名称を変更したのみで、製品の仕様に変更はない。

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AirPodsシリーズのラインアップ

詳細な比較を始める前に、まずは現時点で販売されているAirPodsのラインアップについて簡単に紹介しておこう。

「AirPods 4」 は、エントリーモデルに位置する製品。ノイズキャンセリング機能を搭載しない通常モデルとANC (アクティブノイズキャンセリング) 搭載モデルの2種類があり、ANC搭載モデルのほうが8,000円高いものの、従来までは上位モデル 「AirPods Pro 2」 のみで利用できたANCによって快適なリスニング環境を構築できる。

「AirPods Pro 2」 は、AirPodsシリーズのイヤホンの中ではハイエンドの製品で、「AirPods 4」 の上位モデルにあたる製品。「AirPods 4」 と同じオープンイヤー構造ではあるものの、イヤーチップが装着でき、カナル型イヤホンのように密閉度の高い装着感を実現する。また、Appleは本イヤホンのANCについて、 「AirPods 4」 の最大2倍のノイズをシャットアウトできると案内していることから、より静かな環境を構築できるのは 「AirPods Pro 2」 ということになる。

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デザイン

左:AirPods Pro/右:AirPods 4

AirPodsシリーズは、いずれもポッド (豆) 部分とステム (軸) 部分のふたつのパーツによって構成されている。

AirPodsシリーズといえばポッドから縦に伸びるステムが特長的で、以前は “耳から垂れたうどん” と揶揄されたこともあったが、現在のモデルはいずれもステムが短くなり、手や髪に引っかかりにくくなったほか、デザインも洗練されたことから今では “うどん” というユーザーも少なくなり、より多くのユーザーに受け入れた印象だ。

項目\製品AirPods 4(ANC非搭載)AirPods 4(ANC搭載)AirPods Pro 2
イヤーチップ/イヤークッションのカスタマイズ××
AirPods Pro 2はイヤーチップが装着できる

デザイン面で大きく異なるのが、ポッド部分にイヤーチップが装着できるか否か。「AirPods 4」 はイヤーチップがないのに対し、「AirPods Pro 2」 はイヤーチップを装着できることから、どちらかというと外音の遮断やフィット感に優れるのは 「AirPods Pro 2」 ということになる。

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製品サイズ・重量

左:AirPods Pro 2/右:AirPods 4

AirPodsシリーズのサイズ・重量は以下。

項目\製品AirPods 4(ANC非搭載)AirPods 4(ANC搭載)AirPods Pro 2
本体サイズ高さ:30.2mm
幅:18.3mm
厚さ:18.1mm
高さ:30.2mm
幅:18.3mm
厚さ:18.1mm
高さ:30.9mm
幅:21.8mm
厚さ:24.0mm
本体重量4.3g4.3g5.3g
充電ケースサイズ高さ:46.2mm
幅:50.1mm
厚さ:21.2mm
高さ:46.2mm
幅:50.1mm
厚さ:21.2mm
高さ:45.2mm
幅:60.6mm
厚さ:21.7mm
充電ケース重量32.3g34.7g50.8g

イヤホンそのもののサイズはいずれのモデルもさほど変わらず。充電ケースについても 「AirPods Pro 2」 が若干幅広ではあるものの、ポケットやカバンに入れて持ち運ぶ分には大きな違いはないだろう。

重量は 「AirPods Pro 2」 がもっとも重いものの、「AirPods 4」 との差は20gにも満たないため、この点もほぼ気にしなくてOKだ。

イヤホンのコントロール

AirPodsシリーズはいずれのモデルもステム部に感圧センサーを搭載していて、これをプチッとつまむことで音楽の再生・停止などをコントロールしたり、Siriが起動できたりする。

ステムの操作AirPods 4(ANC非搭載)AirPods 4(ANC搭載)AirPods Pro 2
操作方式感圧センサー感圧センサータッチコントロール
モード切り替え×
上下スワイプ××

ANCを搭載した 「AirPods 4 (ANC搭載モデル)」 と 「AirPods Pro 2」 は感圧センサーの長押しでANCと外部音取り込みモードを切り替え可能。さらに 「AirPods Pro 2」 の場合はセンサー部を上下にスワイプすることで音量調節が可能だ。

ANC (アクティブノイズキャンセリング)

AirPodsシリーズの最大の目玉機能であるANC (アクティブノイズキャンセリング) は、従来までは上位の 「AirPods Pro」 モデル限定の機能であったのだが、「AirPods 4」 にANC搭載モデルが登場したことで、3モデルのうち2モデルがANCを利用できるように。

項目\製品AirPods 4
(ANC非搭載)
AirPods 4
(ANC搭載)
AirPods Pro 2
ANC(アクティブノイズキャンセリング)×◎(AirPods 4の最大2倍)

「AirPods Pro 2」 より1万円安いモデルでANCが使えるようになったことで、これまで予算の関係でANC搭載イヤホンに手が出せなかった人もANCの恩恵を受けられるようになった。

ただしANCの性能には差があり、「AirPods Pro 2」 のANCは 「AirPods 4」 の2倍の雑音を除去できる。両モデル間で具体的にどれほどの違いが出るのかは、実機が発売してからチェックしてみたいと思う。

ちなみに 「AirPods Pro 2」 のANCは、オンにすると周囲のほとんどの音が遠ざかるような感覚があり、他社のイヤホンと比べてANC性能はかなり高いように感じている。さすがに電車の走行音などを完全に消し去ることは不可能だが、飛行機のジェット音やエアコンの空調の音など断続的に低周波の音が鳴る場合には割とうまく消し去ることができる。

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外部音取り込みモード・適応型オーディオ

「AirPods 4」 のANC搭載モデルと 「AirPods Pro 2」 は、ANCに加えて、イヤホンをしている状態であえて外の音を取り込む 「外部音取り込みモード」 に対応する。コンビニでちょっと買い物するときにイヤホンを外さず会計できたり、車通りの多い道を通るときに安全のために外の音を聞いたりと何かと役に立つ機能だ。

ANCと外部音取り込みモードは、ステムの感圧センサーを長押しすることで簡単に切り替えできる。

項目\製品AirPods 4
(ANC非搭載)
AirPods 4
(ANC搭載)
AirPods Pro 2
外部音取り込みモード×
適応型オーディオ×
会話感知×

「AirPods 4」 のANC搭載モデルと 「AirPods Pro 2」 は、ANCと外部音取り込みモードを組み合わせて周囲の雑音状況の変化に応じてノイズコントロールのレベルを自動調整する 「適応型オーディオ」 も利用できる。

ただ、筆者が普段イヤホンを使う環境があまり良くないのか、「AirPods Pro 2」 で適応型オーディオをオンにしても、ほとんど外部音取り込みモードと同じになってしまい、同モードならではの良さをハッキリと感じることはできていない。同機能についてはおまけ程度に考えておいたほうが良いだろう。

また、上記の2モデルは装着者が誰かと話し始めるとメディアの音量を下げる 「会話感知」 にも対応する。わざわざイヤホンを外さなくてもスムーズに会話を始められるのは便利だ。

音質

次は、音質について。まだ 「AirPods 4」 が発売していない状態ではあるものの、1世代前の 「AirPods (第3世代)」 の音質が 「AirPods Pro 2」 に近かったことから、音質は全モデルでほぼ同じになると思われる。

参考として 「AirPods Pro 2」 の音は、低〜高音域まで比較的フラットでどんな楽曲でも聞きやすい。高音域よりも低〜中音域が前に出やすいため、派手さはないが安定感のある落ち着いたサウンドを実現している。

また、ユーザーの耳の形に合わせてイヤホンの音質を自動調節するアダプティブイコライゼーションには全モデルが対応。どんな耳の形のユーザーでも音の歪みを感じにくくなっているはずだ。

項目\製品AirPods 4
(ANC非搭載)
AirPods 4
(ANC搭載)
AirPods Pro 2
アダプティブイコライゼーション

AirPodsシリーズは高音質を売りにしたイヤホンというよりは、Apple製品とのスムーズな連携や、ANC性能を重視したイヤホンであることから、SONYなどの音質重視のオーディオメーカーの高級イヤホンの音質には敵わないが、BGMの聞き流し用として使う分には十分な音質だと感じている。

ロスレスオーディオ

AirPodsシリーズでロスレスオーディオを楽しめるのは、現時点では 「AirPods Pro 2」 のみ。ただし製品単体では利用できず、「AirPods Pro 2」 をApple Vision Proとペアリングした場合にのみ利用可能だ。

項目\製品AirPods 4
(ANC非搭載)
AirPods 4
(ANC搭載)
AirPods Pro 2
ロスレスオーディオ××◯(Apple Vision Proと一緒に使った場合のみ)

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空間オーディオ&ダイナミックヘッドトラッキング

空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングは、AirPodsシリーズの全モデルで利用できる。しかも、各ユーザーに最適な空間オーディオを実現するパーソナライズ機能も全モデルで利用可能だ。

項目\製品AirPods 4
(ANC非搭載)
AirPods 4
(ANC搭載)
AirPods Pro 2
空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキング◯(パーソナライズ対応)◯(パーソナライズ対応)◯(パーソナライズ対応)

空間オーディオは、名前のとおり立体的に音楽を聴くことができる立体音響機能。Dolby Atmosに対応したコンテンツで利用でき、前後左右上下あらゆる方向から音が聞こえてくるリッチな音響体験が可能だ。

ダイナミックヘッドトラッキングは、ユーザーの頭の向く方向に合わせて調整された立体音響を楽しめる機能。楽器などの音が鳴っている場所がある程度固定されるため、ユーザーが向いた方向によって特定の音が左から聞こえたり、右から聞こえたり、後ろから聞こえたりと、体の周囲から音が鳴っているような体験が可能。

さらに現在販売中のAirPodsシリーズは、各ユーザーに最適な空間オーディオを実現するパーソナライズ機能がいずれのモデルにも搭載されている。どのモデルでも高い没入感を味わえるはずだ。

装着感知

AirPodsシリーズにはユーザーがイヤホンを着脱したことを検知するセンサーが備わっており、ユーザーがイヤホンを装着している間だけ音楽を再生し、イヤホンを外すと再生を自動で停止する。

項目\製品AirPods 4
(ANC非搭載)
AirPods 4
(ANC搭載)
AirPods Pro 2
装着感知センサー光学式インイヤーセンサー光学式インイヤーセンサー肌検出センサー

搭載するセンサーは 「AirPods 4」 が光学式インイヤーセンサーで、「AirPods Pro 2」 が肌検出センサー。光学式インイヤーセンサーの精度は現時点では不明だが、肌検出センサーではほぼ確実に装着を感知できていたことから、おそらく精度についてあまり大きな違いはなさそうだ。

防塵・耐汗耐水性能

現行のAirPodsシリーズはいずれのモデルも本体・充電ケースともにIP54の防塵・耐汗耐水性能をもつ。

項目\製品AirPods 4
(ANC非搭載)
AirPods 4
(ANC搭載)
AirPods Pro 2
耐汗耐水性能(イヤホン)IP54IP54IP54
耐汗耐水性能(ケース)IP54IP54IP54

IP54というと、完全な防塵・防水性能とまでいかないが、動作に支障をきたさない程度に埃の侵入を防げるほか、あらゆる方向からの水の飛沫から本体を保護できる性能をもつ。

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充電ポートと急速充電

「AirPods 4」 の充電ケースのポートがUSB-Cになったことで、AirPodsシリーズの充電ケースのポートは全モデルがUSB-Cに。iPadやMacなどに繋いで充電するのが楽になった。

項目\製品AirPods 4
(ANC非搭載)
AirPods 4
(ANC搭載)
AirPods Pro 2
充電ポートUSB-CUSB-CUSB-C
急速充電×◯(5分の充電で約1時間の再生が可能)◯(5分の充電で約1時間の再生が可能)

さらにANC搭載 「AirPods 4」 と 「AirPods Pro 2」 は急速充電にも対応する。バッテリーの充電し忘れでバッテリー切れが起こっても、わずか5分の充電で1時間の音楽再生が可能だ。

充電ケースのワイヤレス充電対応

Apple Watch 充電器でのワイヤレス充電に対応 (AirPods 4 ANCモデル)

AirPodsを収納・充電する充電ケースは、ANCなしの 「AirPods 4」 のみがワイヤレス充電に非対応で、ANC搭載 「AirPods 4」 や 「AirPods Pro 2」 はワイヤレス充電 (Qi規格)・MagSafe充電に対応する。

項目\製品AirPods 4
(ANC非搭載)
AirPods 4
(ANC搭載)
AirPods Pro 2
ワイヤレス充電×
MagSafe充電×
Apple Watch充電器×

さらにANC搭載 「AirPods 4」 と 「AirPods Pro 2」 の充電ケースはApple Watchの充電器での充電にも対応する。充電器をApple Watchと共通化できれば、持ち運び時やデスクのケーブルを1本少なくできる。

バッテリー持ち

AirPodsシリーズのバッテリー持ちは、「AirPods 4」 が最大5時間、「AirPods Pro 2」 が最大6時間。ANC搭載モデルの場合は、ANCをオンにすれば、さらに30分〜1時間ほどバッテリー持ちは短くなる。海外旅行など6時間以上のフライトでAirPodsを使う場合には、途中で1度充電する必要がある。

項目\製品AirPods 4
(ANC非搭載)
AirPods 4
(ANC搭載)
AirPods Pro 2
バッテリー持ち(本体のみ)最大5時間最大5時間(ANC有効時は最大4時間)最大6時間(空間オーディオとヘッドトラッキング有効時は最大5.5時間)
バッテリー持ち
(ケース含む)
最大30時間最大30時間
(ANC有効時には最大20時間)
最大30時間

充電ケースを使った充電を含めると、いずれのモデルも最大30時間の音楽再生に対応する。バッテリー持ちはどのモデルもほとんど変わらないため、AirPodsシリーズ同士で比較する場合にはあまり重視する必要はないだろう。

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同梱物

同梱物は、「AirPods Pro 2」 のみイヤーチップとUSB-Cケーブルが含まれるが、「AirPods 4」 は通常モデル・ANC搭載モデルの両方で充電ケース以外の同梱物はなし。iPhoneやMacなどのAppleデバイスと充電ケーブルを共有することはできるが、持っていない人は別途用意しておこう。

項目\製品AirPods 4
(ANC非搭載)
AirPods 4
(ANC搭載)
AirPods Pro 2
同梱物・充電ケース(USB-C)
※USB-C充電ケーブルは別売り
・スピーカー搭載充電ケース(USB-C)
※USB-C充電ケーブルは別売り
・スピーカー搭載ストラップループ付きMagSafe充電ケース(USB-C)
・イヤーチップ(4サイズ)
・USB-C充電ケーブル

聴覚をサポートする機能

「AirPods Pro 2」 では、2024年秋からエンドツーエンドで聴覚の健康をサポートする機能が複数利用できるようになる。

項目\製品AirPods 4
(ANC非搭載)
AirPods 4
(ANC搭載)
AirPods Pro 2
聴覚の健康をサポートする機能××・大きな騒音の自動低減
・ヒアリングチェック機能
・処方箋不要のヒアリング補助機能

たとえば大音量の騒音から聴覚を守る機能。イヤーチップによって騒音をパッシブに低減しつつ、H2チップが雑音をアクティブに取り除くというもので、外部音取り込みおよび適応型オーディオのリスニングモードでデフォルトでオンになる。

iPhoneやiPadと 「AirPods Pro 2」 を使って、聴覚に問題ないかをチェックする 「ヒアリングチェック機能」 も提供する。トーンが聞こえてきたときにiPhoneやiPadの画面をタップする簡単な検査で、結果はヘルスケアアプリに保存され、医療機関に共有することもできる。さらに、軽度から中程度の難聴が認められる方向けの機能として、処方箋不要のヒアリング補助機能も登場する予定だ。

これらの機能は 「AirPods Pro 2」 のみで利用でき、「AirPods 4」 では利用できない。

まとめ

左:AirPods Pro 2/右:AirPods 4

以上が 「AirPods 4」 と 「AirPods Pro 2」 の違いだ。やはり 「AirPods Pro 2」 は最上位モデルに相応しい性能を持ってはいるものの、「AirPods 4」 が空間オーディオなどの機能に対応したことに加えて、ANC搭載モデルが登場したことで、両モデルの性能差はかなり縮まったと言えるだろう。

今後のAirPodsシリーズの選び方としては、ANCが不要な場合は 「AirPods 4」 、ANCが必要な場合は、まずは 「AirPods 4」 のANC搭載モデルで自分の欲しい機能が網羅されているかチェックしてみて、イヤーチップが欲しかったり、より高性能なANCが欲しい場合には 「AirPods Pro 2」 を検討するのが良さそうだ。

項目\製品AirPods 4
(ANC非搭載)
AirPods 4
(ANC搭載)
AirPods Pro 2
税込価格21,800円29,800円39,800円

上記は各モデルの価格差。「AirPods 4」 通常モデルとANC搭載モデルの価格差は8千円、「AirPods Pro 2」 と 「AirPods 4」 ANC搭載モデルの価格差は1万円だ。購入の際には参考にしていただきたい。

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番外編:AirPods MaxとAirPodsシリーズの比較

ここからは番外編ということで、ワイヤレスヘッドホン 「AirPods Max」 と 「AirPods 4」 「AirPods Pro 2」 を表で比較してみた。

AirPods 4
(ANC非搭載)
AirPods 4
(ANC搭載)
AirPods Pro 2AirPods Max
製品デザイン
イヤーチップ/イヤークッションのカスタマイズ××
ANC
(アクティブノイズキャンセリング)
×
(AirPods 4の最大2倍)

(AirPods 4の最大2倍)
外部音取り込みモード×
適応型オーディオ××
会話感知××
声を分離×
アダプティブイコライゼーション
空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキング
(パーソナライズ対応)

(パーソナライズ対応)

(パーソナライズ対応)

(パーソナライズ対応)
ロスレスオーディオ××
(Apple Vision Proと一緒に使った場合のみ)
×
聴覚の健康をサポートする機能××・大きな騒音の自動低減
・ヒアリングチェック機能
・処方箋不要のヒアリング補助機能
×
コントロール・感圧センサー・感圧センサー・タッチコントロール・Digital Crown
・ノイズコントロールボタン
搭載チップ・H2チップ・H2チップ・H2チップ
・U1チップ(ケース)
・H1チップ×2
Hey Siri
耐汗耐水性能
(イヤホン)
IP54IP54IP54×
耐汗耐水性能
(ケース)
IP54IP54IP54×
装着感知センサー光学式インイヤーセンサー光学式インイヤーセンサー肌検出センサーデュアル光学センサー
有線接続×××別売りケーブルで可能
探す (Find My)本体:◯本体:◯
ケース:◯
本体:◯
ケース:◯
本体:◯
バッテリーケースのスピーカー×
バッテリー持ち
(本体のみ)
最大5時間最大5時間
(ANC有効時は最大4時間)
最大6時間
(空間オーディオとヘッドトラッキング有効時は最大5.5時間)
最大20時間
(ケースに充電機能なし)
バッテリー持ち
(ケース含む)
最大30時間最大30時間
(ANC有効時には最大20時間)
最大30時間最大20時間
(ケースに充電機能なし)
充電ポートUSB-CUSB-CUSB-CUSB-C
急速充電×
(5分の充電で約1時間の再生が可能)

(5分の充電で約1時間の再生が可能)

(5分の充電で約1.5時間の再生が可能)
ワイヤレス充電××
MagSafe充電××
Apple Watch充電器××
BluetoothBluetooth 5.3Bluetooth 5.3Bluetooth 5.3Bluetooth 5.0
無料刻印サービス
本体サイズ高さ:30.2mm
幅:18.3mm
厚さ:18.1mm
高さ:30.2mm
幅:18.3mm
厚さ:18.1mm
高さ:30.9mm
幅:21.8mm
厚さ:24.0mm
高さ:187.3mm
幅:168.6mm
厚さ:83.4mm
本体重量4.3g4.3g5.3g386.2g
充電ケースサイズ高さ:46.2mm
幅:50.1mm
厚さ:21.2mm
高さ:46.2mm
幅:50.1mm
厚さ:21.2mm
高さ:45.2mm
幅:60.6mm
厚さ:21.7mm
非公開
充電ケース重量32.3g34.7g50.8g134.5g
同梱物・充電ケース(USB-C)
※USB-C充電ケーブルは別売り
・スピーカー搭載充電ケース(USB-C)
※USB-C充電ケーブルは別売り
・スピーカー搭載ストラップループ付きMagSafe充電ケース(USB-C)
・イヤーチップ(4サイズ)
・USB-C充電ケーブル
・Smart Case
・USB-C充電ケーブル
税込価格21,800円29,800円39,800円84,800円

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(画像:Apple)