子どもの頃、LEGOで遊んだことがある人も多いだろう。LEGOブロックさえあれば、子どもの発想力を豊かにさせるだけでなく、大人もびっくりの大作を作り上げることだってできる。
たびたびLEGOブロックを使った大作がネット上に公開され話題になることもあるが、1枚の紙を自動で折って、そのまま飛ばすというユニークな装置をLEGOブロックで作成された動画が公開され話題になっているので紹介する!
制作期間は4日間!全自動で紙飛行機を作る!
今回公開された動画は、電機メーカーの「Arrow Electronics」と、レゴのロボット工学専門家のArthur Sacek氏が制作したマシンを撮影したものだ。
機械の端に設置された紙をマシンが紙飛行機を自動で折り、最後には完成した紙飛行機を飛ばすことができるという。
端に設置された紙は、一回折る工程が終わると、次の工程にシフトしていく仕組みで、マシンの中を紙がベルトコンベアのようにスライドしていく。最終的に紙飛行機の形になったら、あとは飛行準備を整えるだけだ。
管制塔のカウントダウンと同時に射出、紙飛行機は勢いよく空に飛び立っていく。
あまりのかっこよさに海外で話題に、約50万回以上の再生
このマシンは、まず「Arrow Electronics」が特注のブロックや小さな歯車などの細かい部品を製造し、それらをArthur Sacek氏が4日間かけて組み上げた。どの部品も精巧に作られているため、紙飛行機にしっかり折り目をつけることができ、実際に飛行することができている。
この動画を制作した「Arrow Electronics」は、航空や国防関連に多くの電気部品を供給している会社で、あまりの精巧な作りに、海外では「カッコいい」と話題になっており、YouTubeでは50万以上再生されている。
僕ら一般レゴユーザーにはここまで精巧なものを作ることはできず、プロのLEGO職人の技術にただただ感服するだけ。現代のLEGOはこの動画を見ての通りかなりの進化を遂げており、将来的には僕らの身の回りの物がLEGOで作れる時代も来るのかもしれない。