
Adobeは、ロンドンで開催されるクリエイティビティカンファレンス 「Adobe MAX London 2025」 にあわせて、Illustratorの最新アップデート情報について共有した。
Illustratorでは、すでにベータ版として提供を開始していた 「生成塗りつぶし (シェイプ)」 などの機能を正式版としてリリースしたほか、パフォーマンスが向上している。
「生成塗りつぶし (シェイプ)」 「パターンを生成」 「ベクターを生成」 機能が正式版に
以前からベータ版として提供されてきた 「生成塗りつぶし (シェイプ)」 「パターンを生成」 「ベクターを生成」 がいよいよ正式版に。
いずれの機能もベータ版の時よりもクオリティが向上しており、高品質なベクターデータを作成可能だ。
パフォーマンスが向上
今年2月に開催した 「Adobe MAX Japan 2025」 の基調講演の際に、Illustratorのパフォーマンスが大幅に向上したことが話題になったが、今回のアップデートでさらにパフォーマンスが向上した。
具体的にはフォントメニューのアクセスが向上。たくさんのフォントの中からトライアンドエラーでいくつもフォントを試していると、フォントを変更するたびに地味に時間がかかっていた。これが今回のアップデートにより、スムーズに表示されるように。
また、Illustratorで頻繁に使用されるエフェクトの処理速度は最大5倍高速化しており、作業効率がさらに向上している。
(画像提供:Adobe)