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iPad版 「Illustrator」 アップデートで新機能が追加。透明グリッドや新しい書き出しコントロールなど

6月8日、アドビは 「Adobe Creative Cloud」 製品に関する6月の最新アップデートを発表。同発表の中で、iPad版 「Illustrator」 向けに複数のアップデートを実施したことを発表している。

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塗りブラシツールに 「テーパー」 オプションが追加

塗りブラシツールに新たに 「テーパー」 オプションが追加。ブラシの先端を細くすることで、本物のブラシストロークの 「入り」 および 「抜き」 を再現し、より自然な見た目にできる。

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半透明のアートワークが簡単に識別できる 「透明グリッド」

背景に市松模様の 「透明」 パターンを表示する 「透明グリッド」 機能が利用可能に。アートワーク上で透明度が適用されている領域 (塗り、線、半透明なオブジェクトなど) を簡単に識別可能だ。

「透明グリッド」 は画面右上の 「表示モード」 オプションから利用可能だ。

新しい書き出しコントロール

画面右上からアクセスできる 「公開と書き出し」 コマンドに、解像度の設定やアートボードの選択、印刷、スクリーンなどの書き出しオプションが追加された。

Illustratorテンプレートファイル (.ait) のサポート

iPad版 「Illustrator」 がテンプレートファイル (.ait) をサポート。Adobe Stockやそのほかのマーケットプレイスから、作業のベースとなるテンプレートを入手してセットアップの手間を省けるようになった。

すでに完成しているテンプレートだけでなく、自分自身のワークフローにあったカスタムテンプレートの作成も可能。

テンプレートファイルのオプションは 「開く」 または 「配置」 コマンドから可能だ。


そのほか、アドビはLightroomやPhotoshopなど複数のアップデートを発表している。各ソフトのアップデートの詳細については公式ブログから確認可能だ。

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