
Adobeは、ロンドンで開催されるクリエイティビティカンファレンス 「Adobe MAX London 2025」 にあわせて、「Firefly Video Model」 と 「Firefly Vector Model」 に関する最新情報を発表した。
生成AI動画モデル 「Firefly Video Model」 の一般提供を開始するほか、Illustratorでベクターを生成する 「Firefly Vector Model」 がFirefly web版でも利用できるようになる。
「Firefly Video Model」 の一般提供が開始

「Firefly Video Model」 は、界初の知的財産権に配慮した動画生成AIモデル。
テキストプロンプトや画像から動画を生成したり、カメラアングルを適用したり、開始フレームと終了フレームに画像を指定してショットを制御し、ユーザーが思い描く映像を作成できる。生成した動画はそのまま商用利用が可能だ。
この 「Firefly Video Model」 を活用した動画生成機能は、これまでFirefly web版でベータ版として提供されていたが、今回のAdobe MAX London 2025のタイミングで一般提供が開始されたかたちだ。
「Firefly Vector Model」 がFirefly web版でも利用可能に

これまで、「Firefly Vector Model」 を利用してベクターグラフィックを生成する機能はIllustratorでのみ利用可能だったが、今回のAdobe MAX London 2025に合わせてFirefly web版でも利用できるように。
これによりクリエイターは、Firefly web版でもテキストプロンプトを入力するだけで、編集可能なベクターベースのアートワークやロゴなどを作成できるようになった。
(画像提供:Adobe)