11月20日、アドビは 「Adobe Express」 のiPad版を提供開始した。iPadユーザーはAdobeの生成AIである 「Adobe Firefly」 の機能を利用した最新バージョンのAdobe Expressを利用できる。
iPad版アプリは新規でインストールした場合に利用でき、iOS版をすでにインストールしている場合には、今後のアップデートによって利用可能になる。
iPad版 「Adobe Express」 が提供開始
Adobe Expressは、大量に用意されたテンプレートやデザインアセットの中から気に入ったものをチョイスし、背景やフォント、配色などを自分好みにカスタマイズするだけで、高品質なビジネス用ロゴやSNS投稿用の画像・動画などを手軽に作成できるコンテンツ制作アプリ。基本機能はいずれも無料で利用でき、WebベースもしくはApp Store、Google Play、Microsoft Storeからアプリをインストールして使用する。
テンプレートや配置する要素などは大量に用意されているため、直感的に 「良いな」 と思ったものをどんどん組み合わせていくだけで高品質なコンテンツを作ることができる。
Adobe Expressの最新バージョンでは、以下の最新機能が利用可能だ。
- 画像を生成:Adobe Fireflyの生成AI機能を使って新しい画像を瞬時に生成できます。参照画像から生成したい画像の 「スタイル」 や 「構成」 を読み込ませると、出力の精度を高めることができます。
- オブジェクトを削除・挿入:画像に修正を加えたい箇所をブラシで選択し、オブジェクトを挿入したり、不要なオブジェクトを削除することができます。
- テキスト効果を生成: 生成AIを使ってテキストに装飾やスタイルを追加することで、注目を集める見出し、コピー、メッセージを作成できます。
上記のほかにも、手書きで文字やイラストを追加する機能や、Photoshop、Illustrator、Lightroomといった他のAdobeツールとの連携機能も充実しており、様々なコンテンツを素早く作成可能。アプリのダウンロードはこちらのリンクから。
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(画像提供:Adobe)