2月5日、アドビは 「Adobe Creative Cloud」 の製品プランの価格を値上げすると発表した。
値上げの対象となるのは、「Adobe Creative Cloud」 の個人版および学生教職員版、グループ版、エンタープライズ版の単体プラン/コンプリートプラン。さらに、Creative Cloud フォトプラン(20GB / 1TB)やLightroom 1TBプラン、Adobe Express、Adobe InCopy、Adobe Substance 3D Collection / テクスチャリングも対象だ。
製品 | 支払いプラン | 旧価格 | 新価格 |
---|---|---|---|
コンプリートプラン | 月々プラン月々払い | 10,280円 | 12,380円 |
年間プラン月々払い | 6,480円 | 7,780円 | |
年間プラン一括払い | 72,336円 | 86,880円 | |
単体プラン※ | 月々プラン月々払い | 3,828円 | 4,980円 |
年間プラン月々払い | 2,728円 | 3,280円 | |
年間プラン一括払い | 28,776円 | 34,680円 | |
Lightroom 1TB | 年間プラン月々払い | 1,078円 | 1,180円 |
年間プラン一括払い | 12,936円 | 14,080円 | |
フォトプラン 20GB | 年間プラン月々払い | 1,078円 | 1,180円 |
年間プラン一括払い | 12,936円 | 14,080円 | |
フォトプラン 1TB | 年間プラン月々払い | 2,178円 | 2,380円 |
年間プラン一括払い | 26,136円 | 28,480円 | |
InCopy | 月々プラン月々払い | 968円 | 1,080円 |
年間プラン月々払い | 638円 | 680円 | |
年間プラン一括払い | 6,336円 | 6,780円 | |
Adobe Substance 3D テクスチャリング |
月々プラン月々払い | 2,398円 | 2,680円 |
年間プラン一括払い | 26,818円 | 29,980円 | |
Adobe Substance 3D Collection |
月々プラン月々払い | 6,028円 | 6,680円 |
年間プラン月々払い | 5,808円 | 6,480円 | |
年間プラン一括払い | 67,078円 | 74,380円 | |
学生教職員版 初年度 | 年間プラン月々払い | 1,980円 | 2,180円 |
年間プラン一括払い | 23,760円 | 26,162円 | |
学生教職員版 2年目 | 年間プラン月々払い | 3,278円 | 3,610円 |
年間プラン一括払い | 39,336円 | 43,322円 | |
Adobe Express | 月々プラン月々払い | 1,078円 | 1,180円 |
年間プラン一括払い | 10,978円 | 11,980円 |
※単体プラン:Photoshop, Illustrator, Adobe Premiere Pro, After Effects, InDesign, Animate, Dreamweaver, Audition
新価格は上記表のとおり (いずれも税込) 。これらは2024年3月5日から適用され、既存ユーザー向けには3月5日以降に更新日を迎えたタイミングから新料金で請求されるようになるとのこと。
今回の価格改定についてアドビは、各ソフトウェアへの生成AI機能の拡充を挙げている。これらの新機能やアップデートによる価値の向上にあわせて値上げを行うとしている。また、アドビは為替レートの変動に対応するための調整を行なっており、昨今の円安も価格改定に影響したものと予想される。
Adobe Acrobatプラン、Adobe Fireflyプレミアムプラン、Adobe Stockプラン、Frame.ioプラン、各モバイルアプリプラン(単体およびバンドル)、Frescoについては価格改定は行わないとのことだ。
なお、3月5日よりも前に追加でメンバーシップの購入をしておけば、値上げ前の価格で利用することが可能ということになる。費用を抑えたい場合はそれも検討するべきだろう。
関連リンク
・Adobe Creative Cloud製品の機能拡張の振り返りと価格変更について – Adobe Blog
・Creative Cloud個人版2023年の価格変更 – ヘルプページ
・Creative Cloudグループ版およびエンタープライズ版2023年の価格変更 – ヘルプページ
(画像:Adobe)