先日、当サイトでは流行の「くすみカラー」を取り入れたadidasのお洒落なiPhone X用ケース「adidas Originals adicolor」の秋冬モデルのレビューをお届けした。
「adidas Originals adicolor」シリーズは、主にTPU素材とファブリック素材を使用したiPhoneケースだが、ケースのデザイン上、残念ながら背面のAppleロゴが隠れてしまう。
iPhoneユーザーの中には、このようにAppleロゴが見えなくなってしまうケースを嫌がり、あえてクリアケースを選ぶユーザーも少なくないわけだが、ほとんどのクリアケースはただ全体が透明で、味気のないものが多い。
iPhone自体のカラーがスタイリッシュなので決してカッコ悪いわけではないが、たまには気分を変えてみたい、しかしそれでもAppleロゴだけはどうしても死守したいーーそんな少し欲張りなあなたにぴったりなスマホケースがadidasから発売されている。
今回ご紹介するのは「adidas Originals Clear Case」シリーズの「Clear Case Graphic AOP iPhone X Colorful」と「Clear Case iPhone X Trefoils colorful logo」。どちらもクリアケースではあるのだが、背面に花柄やトレファイルロゴがほどよくプリントされており、一般的なクリアケースよりもお洒落な仕上がりになっている。
今回もサンプルを提供していただき、実際にiPhoneに装着してみることができたので、実際に使ってみた感想と装着した際の雰囲気など、細かい部分をお伝えしていきたいと思う。
花柄やトレフォイル柄を採用したiPhoneケース
こちらが今回紹介するクリアケース2種。左が「Clear Case Graphic AOP iPhone X Colorful」で、右が「Clear Case iPhone X Trefoils colorful logo」になる。
どちらも正面(画面側)から見るとただのクリアケースにしか見えないが、背面には花柄やトレファイルロゴがプリントされており、Appleロゴを隠すことなくお洒落な模様を楽しむことができる。
左の「Clear Case Graphic AOP iPhone X Colorful」は、2018年秋冬のアパレルデザインを踏襲したデザイン。流行りの花柄が描かれており、とても華やかな印象でありながら、大人っぽい上品な雰囲気も併せ持っているのが特徴だ。
そして、右の「Clear Case iPhone X Trefoils colorful logo」は、2018年春夏モデルとして登場したケースと同じデザインではあるものの、トレファイルロゴが虹色に反射するような加工が施されているため、見る角度によってはカラフルなロゴを楽しむことができるようになっている。
ケースに使用されている素材は、強度と軽さに優れた「TPU(熱可塑性ポリウレタン)」と呼ばれるプラスチック素材。プラスチックと聞くと「硬い」というイメージがあるかもしれないが、TPU素材はゴムのように弾力のあるものになっていて、衝撃を吸収することに長けている。それでいながら、ケースの厚さもかなりスリムに作られているため、iPhoneを持った時のサイズ感も、何を着けていない時と大きくは変わらない。
そのためユーザーからの評価がとても高い。弾力性のある素材であるため、ある程度のグリップは確保されており、手からiPhoneが滑り落ちることのないようになっている。また、シリコンのように、使っているうちに磨耗することもないし、ハードケースのように硬くて落とした時にひび割れる心配もないなど、スマホを守るだけでなくケース自体の耐久性が高いのも魅力的だ。一度TPUのケースを買ってしまえば、しばらく使うことができるため、好きなデザインを長く楽しむことができる。
特に「Clear Case Graphic AOP iPhone X Colorful」は女性からの人気を集めそうだ。adidasはスポーツブランドとして有名だが、男性だけでなく女性からの人気も高い。しかも、ケースのカラーはクリアで、iPhoneの上から花柄やトレフォイルロゴを装飾するような構造になっているため、iPhoneの見た目を損なうことなくデコレーションをすることができる。iPhone自体を装飾することに抵抗のある人にとって、これ以上ない便利なアイテムと言えそうだ。筆者はスペースグレイモデルのiPhone Xを使っているが、装着するとゴージャスなイメージに。手元にないため試してはいないが、きっとシルバーモデルにもピッタリ合うだろう。
ちなみに、ケースを装着する上で心配になるのはiPhoneのボタンやコネクタへのアクセスのしやすさだが、先に言っておくと、この点に関してはまったく問題なく、サイドボタンやマナースイッチなど各種ボタン用の穴は少し大きめに開けられているため、どのボタンも押しやすくなっている。
また、Lightningコネクタも少し小さめだが、一般的なLightningコネクタであれば接続することができた。ただし、コネクタが大きめなアクセサリは少しハマりが悪いかもしれない。Lightningコネクタ用に開けられた穴の大きさは縦0.6mm x 横1.2mmになっている。
ちなみに、サイドボタンやマナースイッチは穴が開けられており、直接iPhoneのボタンを押して操作する仕組みになっているが、音量ボタンに関してはケースの上から押す仕組みになっている。ボタンの押し心地はとても良好で、こちらも問題なく使用できることが確認できた。また、カメラ用の穴は多少余裕がある作りになっていて、さらにある程度高さがあるため、カメラをしっかりと守れる構造になっていた。
今回紹介した「Clear Case Graphic AOP iPhone X Colorful」と「Clear Case iPhone X Trefoils colorful logo」は、どちらもクリアタイプで見た目を大きく損なわずに装飾することのできる、iPhoneケースだ。スリムだが頑丈、クリアタイプだがiPhoneを上品なイメージに仕上げることのできる、ユニークなものになっている。品質も良いため、iPhoneケースの新調にもってこいだ。今年の秋冬のデザインを取り入れた新ケースを導入してみてはどうだろうか。
価格は「Clear Case Graphic AOP iPhone X Colorful」が3,990円と、「Clear Case iPhone X Trefoils colorful logo」が3,564円(税込)だ。