賛否両論あるかもしれないが、筆者は「iPhone X」をそれなりにクールな端末だと感じている。そして、クールな端末にはやはりアクセサリもクールなものを選びたい。
この意見に同調してくれる方にオススメな、カッコいいiPhone Xケース「adidas Originals adicolor Moulded Case」がadidas公式から登場している。当記事では同製品について詳しく紹介していきたい。特にスポーティデザインのiPhoneケースを探している方はぜひご一読頂ければと思う。
背面がファブリック仕様のadidasらしいiPhoneケース
今回紹介する「adidas Originals adicolor Moulded Case」は、今年2月にadidas Originalsブランドの2018年春夏コレクションとして登場した新型スマホケース。
鮮やかでカラフルなカラーを採用したデザインが特徴的で、価格はそれぞれ4,000円程度と比較的お手頃。そして見た目のカッコ良さはもちろん、何より品質や使い勝手ともにとても良い製品だ。
adidas Originalsについて
2001年にスタートしたストリートスポーツウェアブランド。adidasが持つ歴史を継承しながら、現在のトレンドを反映させた新作モデルやコラボ商品まで、現代の洗練されたスタイルへと進化を遂げ、幅広いアイテムを展開している。
ケースは主にTPU素材とファブリック(布)素材が使用されており、端末を守りながらも持つときはふんわり柔らかく、握りしめやすい構造になっている。
TPU素材はプラスチックの一種だが、ポリカーボネートよりも柔らかく、シリコン素材よりも硬い。スマホケース向けとしては最適な素材だ。「adidas Originals adicolor Moulded Case」にはケース側面やコーナー部分に使用されており、落下による衝撃からシッカリとiPhoneを守ることが可能だ。
手触りはスベスベ。当然プラスチック感はあるものの、安っぽさは一切なし。
スマホケースの背面にはファブリック素材が使用されている。そのため、ケースを手に持った時の手触りがとても優しく、長時間持っていたくなるほど。
ワイヤレス充電が利用できることも確認済み。「Belkin Boost Up Wireless Charging Pad」や「Freedy 15W FAST Wireless Charging Pad」などメーカーをまたいでも問題なく使用することができた。
背面中心には、以前までadidasで使用されていたトレフォイルロゴがデカデカとあしらわれている。鮮やかなカラーの中に真っ白なロゴが配置されているところなど、いかにもadidasらしいデザインで、同ケースを見た時の第一印象は「スポーティ」そのものだった。
ちなみに、このトレフォイルロゴ(三つ葉のロゴ)は月桂樹の冠がモチーフとされており、1996年までadidasでカンパニーロゴとして使用されていたものだ(豆知識)。
ケース側面のサイドボタンおよびボリュームボタンへのアクセスはかなり簡単。ボリュームボタンはTPU素材に覆われており、ケースの上からボタンを押す仕組み。押しごこちは軽く、程よいクリック感で、「iPhone X」のボタンを直接押すのと大差ない触感だ。
サイドボタン部分に関してはやや大きめに穴が開けられている。少し奥まった場所にサイドボタンがある印象だが、特に苦労せず押すことができるようになっている。Siriの起動や端末のスリープなど、使用する頻度が高い箇所なだけに押しやすさはとても重要だ。
そして、マナースイッチについて。こちらは少々穴が小さめになっており、爪で引っ掛けてオン・オフの切り替えをするような感じだ。特にストレスには感じなかったが、サイドボタンよりはアクセスしづらいと感じたため、その点はしっかりとお伝えしておきたい。
最後にケース底面について。Lightningポートやスピーカー用の穴は、iPhoneとのズレは一切なし。純正のLightningケーブルはもちろんのこと、サードパーティ製のアクセサリでも使うことができるようにゆったりとした作りになっている。筆者が持っている周辺機器は全て利用することができた。
ケースの着脱はとても簡単。ケース側面に柔らかいTPU素材が使用されていることもあり、iPhoneをケース内に軽く押し込むことですぐに装着完了できる。また、ケースを外す際も四隅からiPhoneを押し出すようにすることで、簡単に外すことができるようになっている。
同製品に関する不満はかなり少ないのだが、強いて挙げるならケース背面のファブリック素材の耐久性に不安を感じている。握っているときはとても気持ちいいのだが、代わりに汚れやすいというデメリットもありそうだ。
ある程度の汚れだったら、濡れたタオルやウェットティッシュなどで拭き取ることができそうだが、液体系の汚れが染み付いてしまった時は汚れを落とすのが少々大変そう。本来の姿を維持するために、食後のテーブルの上に置いたりせず、なるべく汚さないように心がけたい。
カラーラインナップは全5種類
「adidas Originals adicolor Moulded Case」は全5色展開となっている。カラーラインナップはブラック、レッド、ブルー、グリーン、イエロー。
筆者が最も気に入ったのはイエローモデル。同製品のサンプルを受け取った当初は、昨秋に買った「Apple Watch Series 3」の色に合わせるつもりで、最も人気のあるというブラックカラーを気に入っていたのだが、「iPhone X」のスペースグレイと同ケースのイエローの組み合わせがあまりにカッコよかったことからイエローモデルに鞍替えしてしまった。
おそらく同製品を購入する際には、どの色を選ぶかきっと迷うと思うのだが、どのカラーもクールなのでぜひじっくり悩んでいただきたい。
ちなみにイエローを選んだ筆者が言うのもおかしい話なのだが、もしどのカラーを買うか悩んだなら、これから夏の季節を迎えることもあり、個人的にはブルーをオススメしておきたい。
「adidas Originals adicolor Moulded Case」はアディダス公式ライセンスショップから購入することが可能。価格は税別3,800円(税込4,104円)となっている。
また、Amazonのアディダス公式ライセンスショップから購入することもできる。こちらで購入すると税込3,990円で購入できるので、安く手に入れたい方はAmazonから購入しても良さそうだ。
また、「iPhone 6/6s/7/8」用と「iPhone 6 Plus/ 6s Plus/7 Plus/8 Plus」用ケースも用意されている。iPhone X用ケースとはサイドバーやボリュームボタンの部分など、わずかに仕様が異なるものの、基本は同じになっているようなので、こちらも気になる方はどうぞ。
商品提供元:アディダス公式ライセンスショップ