当メディアはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

インターネットテレビ局「AbemaTV」が4月11日から本格始動 配信コンテンツが豊富でなんだかスゴそう

現代の人間はテレビを見る機会が非常に少なくなった。テレビのコンテンツがつまらなくなったとか、やらせなどでテレビに対するイメージが悪化しているというのもあるかもしれないが、それよりも現代人は時間が足りない。

今の世の中は気になるものがあれば、ネットで調べればすぐわかる。面白いお笑い芸人のコントも、聞きたい音楽も見たい映画も、ネットを介せばなんでも見ることができる。わざわざテレビの番組表に合わせて生活するよりも、自分の生活に合わせてPCやスマホを使う方が現代人の生活に適していると言える。

ただ、それでもテレビのコンテンツが陳腐化したわけではない。現にYouTubeやニコニコ動画などの動画共有サイトは利用者が伸びている。あとはコンテンツさえ優れていればユーザーは自ずと集まってくるはず。

サイバーエージェント社がテレビ朝日社が共同で出資する「AbemaTV」は、コンテンツ量も豊富で、本格的なネットテレビと言えるサービスとなりそうだ。

スポンサーリンク

スポーツやアニメ、ニュースなど約20チャンネルを無料で提供

「AbemaTV」とは、簡単に言うとインターネットテレビ局だ。ネット上で配信番組を視聴することができるというサービスで、今までのテレビでYouTubeを見たり、動画を見るようなサービスではなく、本当にテレビのようにリアルタイムで番組を配信し続けるというもの。

現段階では、ニュースやスポーツといったリアルタイム性を重視するチャンネルから、アニメや音楽などの専門性の高いチャンネルなどを幅広く開設する予定で、合計で20チャンネル以上になることが発表されている

6日には、アニメ専門チャンネル「アニメ24チャンネル」、「深夜アニメチャンネル」、「なつかしアニメチャンネル」、「家族アニメチャンネル」を開設することを発表しており、24時間無料でアニメを視聴することができるという。合計4つのアニメチャンネルで配信されるラインナップはこちらで確認可能だ。

「AbemaTV」のいい点はやはり、無料であるというところ。ニコニコ動画などの動画共有サイトのように利用登録も必要とせず、ただアクセスして見たいチャンネルを選ぶだけで番組を視聴することができる。

そして、最大の特徴は配信動画にシークバーが存在しないところだ。動画配信サイトであればいつでも好きな時に巻き戻したり早送りすることができるが、「AbemaTV」はそれができない。その点では完全にテレビと同じ形態で、一度見逃すと二度と見ることができないのだ。ネットテレビと言うが、どちらかというとCS放送をネットで見ているような感覚かもしれない。

僕も試しに見たりしているが、動画の画質は割と良好でブツブツと切れたり画質が乱れることがほとんどない。作業していない他のディスプレイで流していたりすると、作業画面から目を離した時にリフレッシュできたり、気になる番組が始まったらじっくり見たりすることができる。

「Abema TV」は4月11日にインターネットテレビ局として本格始動するが、現在ベータ版として幾つかのチャンネルが先行配信されている。PCのWebブラウザや「iOS 8.0」以降、「Android 4.3」以降のスマホからも無料で視聴可能することが可能だ。

スマホやタブレットでも視聴できるので、外出先や移動中でも見ることができ、時間に追われる現代人にはうってつけのテレビサービスなのかもしれない。気になる人は一度どんなサービスか見てみるといいだろう。「Abeam TV」の視聴はこちらから。番組表はこちらから確認できる。

[ via CyberAgent ]