iOS 13の 「Find My (探す) 」 アプリからAppleのAR・VRヘッドセットのアイコンが発見される

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開発が中断されたと一時報じられた、Appleが独自開発するARヘッドセット。今月2日にMacRumorsが、「iOS 13 beta」 の中からARヘッドセットに関する記述を発見したと報じたことで、AppleがARヘッドセットの開発を継続している可能性が浮上している。

そのMacRumorsは本日9月3日、「iOS 13 beta」 の中からARヘッドセットに関するアイコンを見つけたことを伝えた。このアイコンはAppleデバイスを探す機能 「Find My (探す)」 アプリの中に隠されており、ARヘッドセットあるいはVRヘッドセットをApple自ら開発している様子が垣間見える。

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iOS 13の内部ビルドからARヘッドセットのアイコンが発見

以下が 「iOS 13」 の内部ビルドから発見された画像。これは 「Find My (探す)」 アプリから発見されたものだという。「Find My」 は、自身が所有するApple製品が今どこにあるのかを探すことのできるアプリケーション。iPhoneはもちろん、Apple Watchなどほぼすべてのデバイスで利用することが可能で、紛失・盗難を防ぐために役立つ。この中に今回発見されたARヘッドセットのアイコンが用意されているようだ。

発見されたアイコンは白と黒の2種類。カラーラインナップがブラックモデルとホワイトモデルの2種類が用意されている可能性もあるが、これはFind Myアプリで同デバイスの状態 (オン or オフ) を示すためのものであるとも推測できる。このアイコンのファイル名には、どちらも 「B389」 (=Appleが開発中の紛失防止タグのコードネーム) が付与されているというが、その理由は明らかになっていない。

アイコンをみるとAppleが開発しているのはARヘッドセットではなくVRヘッドセットである可能性があるが、このアイコンが実際の製品を描写したものでない可能性が高いため、Appleが実際に開発しているデバイスがARヘッドセットなのか、それともVRヘッドセットなのかは現時点では言及することができない。ただ少なくともAppleはヘッドセットの開発は継続していると見え、開発中止の報せは真実ではなかった可能性が高い。

ちなみに、AppleのAR・VRヘッドセットについては、2020年の登場が濃厚とされている。同製品には 「rOS」 というOSが搭載されると報じられていることから、来年6月に開催される開発者向けイベント 「WWDC 2020」 あたりでお披露目になる可能性もありそうだ。

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