7月30日、Appleは次期iOS / iPadOSの最新ベータ版 「iOS 13 beta 5 / iPadOS 13 beta 5」 を公開したが、同ベータ版にはいくつかの新機能が追加されていることが判明しているため、当記事でまとめて紹介したい。
iPadのアプリ表示サイズが変更可能に
iPadのホーム画面に表示されるアプリアイコンの大きさを調節できるように。従来の大きさで表示される 「Bigger」 と新OSのデフォルトサイズ 「More」 が利用可能だ。Moreは30個、Biggerは20個のアイコンがホーム画面1枚につき表示できる。
シェアシートのUIが変更
ウェブサイトをシェアするときなどに使用するシェアシートのUIが変更になる。「iOS 13 / iPadOS beta 4」 以前のシェアシートは各種アクションがすべて一覧表示されていたが、Beta 5からはSafariのアクションとそれ以外のアクションが別にグルーピングされるようになっている。
さらにシェアシート内にはショートカットアプリで作ったショートカットが配置できるようになっている。これを使えば今まで以上に便利にiPhone / iPadが使えそうだ。( via Federico Vittici )
Homeアプリに新しい壁紙が追加
iOS / iPadOSのHomeアプリに4種類の新しい壁紙が追加。
ショートカットアプリからオートメーション機能が削除
特定のアクション・ルールで一括でHomeKit対応スマート家電を操作できるオートメーション機能がHomeアプリから削除された。ただし、この機能はHomeアプリには必須の機能であるため、一時的に削除されただけであると推測され、いずれ復活するとみられる。
新しいムーブゴールが追加
アクティビティアプリに用意されているアワードに、新しいムーブゴールが追加。
これまでは1,000日達成が最大だったが、新たに1250/1500/1750/2000回が追加されている。
3D Touchのアプリ押し込み機能が復活
ホーム画面のアプリを押し込むことで各種機能を即座に起動できる3D Touchの便利機能が 「iOS 13 / iPadOS beta 5」 で復活。
同機能がHaptic Touchと同様に押し込み仕様になったことで3D Touch機能が次期iPhoneで排除されるのではという噂もあったが、その可能性はなくなったということなのだろうか。
LTE / 4G / 5G の文字が調節
iPhoneの画面左上にある通信キャリアのステータス表示について、今回のベータ版で再調整が行われている。他のバッテリーやアンテナピクトと合うように、LTE / 4G / 5Gの文字の大きさが少し大きくなっている。
音量調節がより細かくできるように
音量(ボリューム)の調整がさらに細かくできるように。これまでは16段階で音量調節が可能だったが、「iOS 13 / iPadOS beta 5」 では34段階で調節できるようになっている。音量ボタンを押すと画面左上に音量調節スライダーが表示されるが、最大音量・最小音量になった際にハプティック・フィードバック(振動)が起こる仕様に変更された。
以上が 「iOS 13 / iPadOS beta 5」 の新機能・変更点。他にもまだ新機能が存在する可能性があるため、見つかった場合は追記する予定。お気付きの方がいたらぜひ教えていただきたい。
「iOS 13 / iPadOS」 は2019年秋にリリース予定。例年通りであれば9月にリリースとなるだろう。
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[ via MacRumors ]