ついにニンテンドースイッチでセーブデータの移動ができるように。
4月16日、任天堂は本体のシステムバージョン8.0.0の配信を開始。同アップデートを適用することで別のニンテンドースイッチにセーブデータを移し、そちらの本体で続きからゲームを遊べるようになった。
システムバージョン8.0.0で 「セーブデータの引っ越し」 機能が追加
今回追加された 「セーブデータの引っ越し」 機能は管理画面から利用可能で、ゲームソフトごとにセーブデータが引っ越せるため、例えば家族用の本体から特定のゲームのセーブデータだけを自分用の本体に引っ越す、ということも可能だ。セーブデータを引っ越すと、元の本体からはそのゲームのセーブデータが消えてしまうので注意が必要だ。
そのほか、バージョン8.0.0では本体のスリープ設定で 「ACアダプターを抜き差ししたときにスリープ解除」 の項目が追加されており、この設定をオフにするとドックから本体を取り出した際にスリープが解除されなくなる。こちらも地味ながら嬉しい設定だ。
バージョン8.0.0での新機能・変更点は以下の通り。
- HOMEメニューの 「すべてのソフト」 のなかで、ソフトの並べ替えができるように
- 過去に配信されたものも含め、配信中のすべてのゲームニュースが確認可能に
- ユーザーアイコンの追加
- 「データ管理」 で 「セーブデータの引っ越し」 ができるように
- 画面表示の拡大機能が追加
- 「スリープ」 の設定に 「ACアダプターを抜き差ししたときにスリープ解除」 の項目が追加
- 本体の 「みまもり設定」 でVRモード(3D映像)の視聴が制限可能に
- 「セーブデータのオンラインバックアップ」 の機能名が 「セーブデータお預かり」 に変更
- 「ユーザーとセーブデータの引っ越し」 の機能名が 「ユーザーの引っ越し」 に変更
- いくつかの問題の修正と動作の安定性、利便性が向上
ニンテンドースイッチのシステムアップデートは、本体をインターネットに接続した状態でHOMEメニューの 「設定」 内にある 「本体」 → 「本体の更新」 から可能だ。アップデートには時間がかかる可能性もあるので、今晩ゲームをする予定がある方は、夜ご飯前に本体をアップデートさせておくようにしよう。