2016年10月に現行デザインが採用されてから、早くも2年4ヶ月が経過したMacBook Pro。今年、新型の投入が予想されているが、次期モデルは 「デザインの大幅変更」 、そして 「画面の大型化」 が実施されるかもしれない。
これを伝えているのは著名アナリストMing-Chi Kuo氏。彼はこれまでAppleの新製品に関して多数の予測を発表し、ことごとく的中させてきたことで有名だが、彼曰く、次期MacBook Proは 「完全なる新しいデザイン」 を採用したモデルになるとのことだ。
次期MacBook Proは新デザイン採用、画面サイズは16〜16.5インチに
Kuo氏によると、MacBook Proは次期モデルの登場とともに画面の大型化が図られるという。発売時期は2019年を予想している。
どのように画面大型化を実行するのかは分かっていないが、考えられる方法は大まかに二つ。端末自体を大きくすることで大型の画面を搭載するという方法と、画面の縁 (ベゼル) を細くすることで画面の面積を増やすという方法だ。
可能性が高いのはどちらかというと後者だろう。MacBook Proはポータブル(持ち出し)が前提となる端末だが、前者の場合では端末サイズが大きくなるため持ち運びがしづらくなってしまう。後者であれば端末サイズが変わらないため、現在のポータブル性を下げることにはならないだろう。
これまでAppleはiPhone、iPad、Apple Watchとベゼルレス化を進めてきた。このことからも、次なるMacはベゼルレスデザインを採用する可能性は十分に高いと言えるだろう。ちなみに、噂では顔認証機能 「Face ID」 を搭載するという話もあるが、これが次期モデルで実行されるかどうかはまだ分かっていない。
また、今後MacBook Proのメモリ容量はすべてのモデルで32GBのオプションが追加される予定であるとのこと。すでに 「MacBook Pro (2018)」 の15インチモデルには32GBのオプションが追加されていたが、13インチモデルに関しては現在も16GBが最大RAM容量となっている。
ちなみに今回のKuo氏の情報が正しく、AppleがMacBook Proに15インチより大きい画面を搭載するのは、17インチモデルを販売していた2012年以来となる。
[ via MacRumors ]