薄型化と小型化を果たし、キーボードも最新式に置き換えられるなど、大幅な刷新となった新型MBAこと、「MacBook Air (2018)」。
発売後多くのユーザーからまずまずの評価を得ることができている一方で、一部のユーザーから不具合の報告が上がっていることが明らかになった。
MacBook AirのFaceTimeカメラに不具合?
9to5Macによると、MacBook Air (2018)購入者から、FaceTimeカメラの画質が悪いという報告が上がっているとのこと。
例えばTwitterユーザーのTomasz Doniec氏の報告では、FaceTimeカメラで撮影した画像(右)と他デバイスで撮影した画像とでは、画質が大きく異なるのがお分かりいただけると思う。
@UnboxTherapy #CameraGate on the new MacBook Air? pic.twitter.com/PsmSerZ03H
— Tomasz Doniec (@tomi676) 2018年11月30日
他ユーザーの報告では、MacBook Air 2018を購入した時点でこのような画質だったという声もある。果たして、これはハードウェア的な問題なのだろうか、それともソフトウェアの問題なのだろうか。
筆者の持つデバイスで比較してみた。まずはMacBook Proと12インチMacBookについて。
MacBook Air (2018)に搭載されているMacBook Airは720pのFaceTimeカメラが搭載されている。対する昨年発売した12インチのMacBook (2017)には420pのFaceTimeカメラが搭載されているが、これら二つのデバイスでFaceTime通話をしてみたところ、どちらもやや同じ画質であることがわかった。
また、試しにMacBook Air 2018と同じ720pのFaceTimeカメラを搭載したMacBook Proとも比較してみたが、こちらはMacBook Proの方が綺麗な画質で通話できることがわかった。
このことから、Appleの技術仕様に間違いがなければMacBook Air 2018のFaceTimeカメラには何らかの問題がある可能性があることになる。
ソフトウェア側の不具合である可能性が高そうだが、カメラセンサーに異常がある可能性もあり、もし異常があるようであれば交換対応が必要になる可能性が出てくるだろう。Appleは同問題に対してコメントはしていないが、近いうちに何らかの改善策が示されるかもしれない。
「MacBook Air 2018」 所有者やMacBook Airを購入しようと考えている方の中でFaceTime通話を頻繁に使う場合は、Appleの今後の対応を見た方が良さそうだ。筆者もMacBook Airを日常的に使っているため、この問題はしっかり注目していきたい。
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