10月10日、Googleは新製品発表イベント「Made by Google」を開催し、新型スマートフォン「Pixel 3 / 3 XL」などの複数の新製品を発表しているが、同イベント終了後、ストリーミングデバイス「Chromecast(第3世代)」が正式に発表されている。
デザインはほとんど変わらず、性能が15%向上
「Chromecast」は、テレビのHDMI端子に接続することで、スマートフォンやタブレット、PCなどで表示している動画・音楽・Webページなどをテレビに表示できるストリーミングデバイス。
今回発表された新型モデルはデザインやサイズはほとんど変わらないものの、前モデルに比べて処理速度が15%向上。1080p/60fpsでのスムーズなストリーミングをサポートする。また、Google Homeとシームレスに連携して動作するようになったことで、音声によるコントロールができるようになった。
さらに、Chromecastをスピーカーグループに追加することで、マルチルームオーディオ機能を利用できるようになる。同機能は今年後半に実装される予定であるとのこと。
「Chromecast(第3世代)」は本日から販売が開始される予定で、価格は前モデルと同様35ドル。現時点では日本円での価格は明かされていないが、米国での価格が据え置きであることから、日本でも前モデルと同じ4,980円(税込)で購入できるようになるものと思われる。カラーはチョークとチャコールの2色から選択可能だ。
現時点では日本のGoogleストアでは購入することができず、「ウェイティングリストに登録」というボタンが表示されている。こちらのボタンを押すことで、購入可能になった時点でメールが配信される予定だ。欲しい方は必ずボタンを押して登録しておくようにしよう。
ちなみに、Chromecastは通常モデルの他に、4K/HDRに対応した「Chromecast Ultra」も販売されている。同製品はアップデートは行われていないが、画質は「Chromecast(第3世代)」よりも上であるため、画質にこだわる方はこちらもチェックしていただければと思う。「Chromecast Ultra」の価格は9,720円(税込)だ。