Googleの2in1タブレット「Pixel Slate」 正式発表 ~2018年後半発売予定

現地時間10月9日、Googleは米ニューヨークで開催した新製品発表イベント「Made by Google 2018」で、新製品の「Pixel Slate」を発表した。


「Pixel Slate」はChrome OSを搭載したタブレット端末。Googleによると、「Pixel Slate」 のアピールポイントは画面の綺麗さと本体の薄さ、軽さにあるという。

「Pixel Slate」 の画面サイズは12.3インチ、画面解像度は3,000×2,000(293ppi)とかなり高精細な液晶ディスプレイが搭載されている。参考までに12.9インチのiPad Proの画面は264ppiなので、他社製品に比べても優秀な画面を搭載していることがお分かりいただけると思う。

また、本体の厚さについてはわずか7mm、重量に関しては721gと、他社のタブレット端末に引けを取らない薄型軽量化を実現したことをGoogleはアピールした。

「Pixel Slate」には、ChromeOS搭載タブレットとしては初めて指紋認証センサーが搭載されており、これは電源ボタンも兼ねており、指を載せることでスムーズな画面ロック解除が可能。正面には800万画素のカメラが搭載されておりビデオチャットができるようになっており、さらにはポートレート写真の撮影も可能だ。

また、オプションとしてマグネットによる着脱式キーボード(199ドル)が用意されていて、これを使用することで2in1スタイルで作業することもできる。同キーボードを接続すると、自動的にデスクトップモードに切り替わる仕組みになっており、さらには画面カバーとしても活用することもできるという。

Googleの発表によると、このキーボードのタイプ音はかなり静かで、押しごこちも優れているとのこと。米メディアのTechCrunchに「歴代最高のキーボード」と言わしめるほどの性能なのだとか。各キーの下にはバックライトが内蔵されており、暗い場所でのタイピングを得意とする。飛行機の機内などの薄暗い場所で使うときに役立ちそうだ。

ちなみに、「Pixel Slate」はキーボードの他にも別売りのスタイラス「Pixel Pen」(99ドル)も利用可能だ。

「Pixel Slate」にはふたつのUSB-Cポートが用意されており、急速充電のほか、外部ディスプレイに対して4K画質の映像出力に対応する。バッテリー持ちは最大12時間だ。

プロセッサにはIntelのCeleronをはじめ、Core m3/i5/i7から選択可能。カラーラインナップは「ミッドナイトブルー」の一色のみ。ストレージ容量は32GBから256GBまで、RAM容量は4GBから16GBまで選択可能。

「Pixel Slate」の価格は599ドルからで、2018年後半に発売予定だ。同製品は本日からアメリカ、イギリス、カナダで予約受付が開始されているが、残念ながら日本は販売国に含まれていない。

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